TODAY 2025年12月11日
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手間なし韓国米! 新潟式「二合パック」で実現した一人暮らしの革命とギフト戦略
配信日時:2025年12月11日 10時00分 [ ID:10700]
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韓国のお米農家さんは、コシヒカリで有名な新潟県と仲がいいらしい。
300g=二合入りのお米が真空パックになっていて、かたちとしてはキューブタイプと呼ぶものを皆さんご存じないだろうか。
その新潟県の指導を生かした、その贈答用のパックを取り入れて、より多くの韓国米を売るチャレンジが始まった。
韓国版パックにはいっているのは「プレミアム漆谷ハルメ米」高品質米だ。
二合は炊くのにはちょうどいい量だ。1人暮らしや2人程度の家族ならちょうど一日分になる。しかも無洗米なので、パックを炊飯器釜にあけて、適量の水を入れるとすぐ炊くことができる。昔なら米磨ぎや米を浸す時間も必要だったが、炊飯器の品質改善で、本当にすぐに炊いても、美味しく炊ける。パックだと、米びつから軽量カップで測る手間も省ける。
韓国の生産地では、今年の3月に新潟県の農家視察に訪れている。そこで、炊飯までに手間をかけない新潟のやり方を様々学び、マーケティングをした。「米も生活スタイルに合わせて変えなければいけない」。そんな結論を韓国側は持って帰ったのだ。
「コシヒカリ」のような特別なお米を作るために、プレミアム米生産団地を整備した。複数の韓国米で検討が続けられたが、その中でも「ミホ米」。ジャポニカ米の一種で、食べた感じが限りなく日本のお米に似ているものだ。
品質管理の強化も行い、全体を分析して合格したものだけがブランド米になる栄冠を得ることとした。それは厳しい選択だったかもしれない。
ブランド米の名前は「漆谷ハルメ米」。ハルメとは韓国で祖母やおばあちゃんを差すものだ。おばあちゃんが手間暇かけて竈で炊いたあの炊き立ての美味しいご飯の味を再びというわけだろう。
300gキューブパックだけではなく、1キロ包装もある(1キロは、七合弱)。それを美しいデザインのパッケージにして、見舞いや旧正月のギフト用に販売する。キューブ米20個で1か月消費されるよう計算されている。
販売は始まった。米の新時代の到来だ。
なお、日本ではキューブ米は、ちょっとした手土産用に全国の道の駅などで各銘柄楽しめるくらい普及している。
【編集:fa】
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