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年明け奈良で日韓会談、李大統領と高市首相結束へ。米中とも通じる韓国「全方位外交」のしたたかさ
配信日時:2025年12月11日 8時00分 [ ID:10711]

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 韓国の李在柿ら大統領は、年明けすぐに、日本での高市首相との首脳会談を希望している。両国政府の関係者が日程や場所を調整中だ。滞在は一泊の予定。

 場所としては、高市首相の選挙区でもある奈良県奈良市が有力候補になっている。これが現実化すると、李政権樹立後5回目の日韓首脳会談となる。

 10月に、APEC(アジア太平洋経済協力会議)の際に高市首相とは、初会談をしている。日本と韓国は、飛行機で関西空港を使うと2時間程度。関西空港から奈良までは1時間半弱い。3時間で行き来できる。「シャトル外交上、韓国が日本を訪問する番」と会談の席で話している。その際「東京ではなく、地方都市で会いたい」と、歴史ある奈良を暗に指定している。高市首相は、とても喜んでいたとも。

 この日本訪問を前に、李大統領は、中国を訪れ、習近平国家主席との首脳会談を行うと言う話も、水面下で計画が進んでいる。APEC以降、習近平主席が国賓として韓国を訪問し、韓中関係復元の機会を作ってもいる。故に、日本よりも先に中国に行き、ご機嫌伺いとなるのであろう。
ただ、台湾問題次第では、訪日の後の訪中になることもある…年内も残すばかり、調整に走り回る職員にも限度がある。

 韓国は、国民の無事のためなら、日本とも、アメリカとも、中国とも、全部仲良しになれる口を持っている。

【編集:fa】

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