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パンダ外交の終焉? 「もういらない」と突き放す日本の本音と、中国の“商売”に呆れる国民
配信日時:2025年12月24日 8時00分 [ ID:10745]

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 人寄せパンダという言葉があるほど、動物としてではなく見世物、営業物として中国はパンダを売り込んでいる。餌代や医療費は貸し出された国持ちで、そこそこ大きくなったら返還させる。もちろんただではなく、使用料が中国の懐に入っていく。希少動物、絶滅危惧種なのに、パンダも難儀な国に多くいるものだ。

 このほど中国野生動物保護協会は、フランスのボーバル動物園に、2頭のジャイアントパンダが貸し出しされると発表した。もちろん、ジャイアントパンダ保護に関する国際協力を延長する意向書は調印済みだ。
今、フランスには2頭のパンダがいるが、近々返還の予定。あらためて2027年につがいのパンダが渡仏する…つがいなら、生活環境をかえることなく、今のつがいを終生フランスで暮らさせてやればいいものを。

 そのためなのか、マクロン大統領が中国を訪れている。パンダ外交健在なりといったところか。

 反対に、日本ではSNSを中心に「パンダいらない」運動が展開されている。莫大な金額の餌を食べるパンダ。子供が生まれても、中国に返還しなくてはならない。日本人が世話を焼き、なんとか生まれ、母親につぶされることなく育ったとしても。

 日本には、上野動物園の2頭だけになってしまった。和歌山県にも4頭いたはずだが、残念ながら高市首相誕生前に中国に返している。
中国は、高市首相の台湾有事発言に、大人げなく激怒しているので、もうパンダを貸してくれなくなる可能性は高い。
でも、日本にパンダがいて、身近に感じたいのは、黒柳徹子さんくらいなものだ。庶民は黒柳さんレベルの愛情をパンダには持てない、まず触れないしね。

 だったら、貸さなくていいですよ。中国が独裁を強行したら世界中の動物園が言い出す可能性もある。そしたら、自前で飼育してください。絶滅危惧種なのに、大切にね。ひもじい思いはさせないように。

【編集:fa】

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