TODAY 2025年12月11日
ワールドのニュース
【コラム】多国籍研究陣もまたなんらかの忖度チームかのかもしれない 中国
配信日時:2022年3月9日 6時00分 [ ID:7874]
写真をクリックすると次の写真に切り替わります。
2022年2月、アリゾナ大学(アメリカ)とコリョ大学(韓国)などの米韓研究陣と、イギリスやオーストラリア、シンガポールやマレーシアなどの多国籍研究陣が、新型コロナウィルスの起源に関して、各々研究報告書を発表した。共通した内容の箇所も多々あるとは思われるが、二つの報告書を足して120ページほどになる。学術誌には掲載されていないので、世界公認の報告書とは「まだ」言えない。しかし、どちらも、中国武漢の研究所から流出したという説を否定していることは、共通だ。
パンデミックは、2019年12月に武漢の華南水産物卸売市場で始まったという結論らしい。この市場で販売されていた生きたままの哺乳類。例えば、コウモリやタヌキに新型コロナウィルスがあり、市場の商人や顧客にうつったという仮説。その上で、武漢ウィルス研究所との接触は認められず、ウィルスが流出する可能性もないとした。まあ、タヌキは「食材」になる可能性がなくはないとしても、コウモリ。生きたコウモリを、水産物として販売していたことに、一末の疑問を抱くことはなかったのだろうか。
最初に感染者となった156人の所在密度が、市場周辺だという。追って1月と2月に感染した737人は、市場から離れた場所に住んでいた。ただ、武漢中心の高齢者が多く暮らす地帯。軽く感染していた市場の商人たちが、タヌキやコウモリを好んで「食べる」高齢者地域に売りに行って、感染を広げたのか。まったく感染していない商人が売る、タヌキやコウモリを、高齢者が料理して飲食したうえで感染したのか。タヌキ派、コウモリ派、2つの血統で起きた異変ともしている。もちろん、この2つの動物以外の動物の可能性も否定はしていない。
他国の食文化についてあれこれは言えないが、大きな力が動いていて、忖度せざるを得ない発表がなされたことも、この研究陣には加わらなかった医学者たちからあがっている。「シナリオは、できている」。
後世に残さなければならない「真実のシナリオ」を書く勇気ある研究者はいるはずだ。しかし、命は一つしかない。データは、簡単に消せる。
【編集:fa】
|
|
|
|
ワールドの新着ニュース
【中国不動産】「路上でマンション叩き売り」の衝撃 狼狽売りが招く“日本化”の悪夢
[ 2025年12月11日 10時30分 ]
手間なし韓国米! 新潟式「二合パック」で実現した一人暮らしの革命とギフト戦略
[ 2025年12月11日 10時00分 ]
韓国の国技テコンドーがカナダで日本の忍者に! 起源論争に火をつけた「まさかの誤報」の真相
[ 2025年12月11日 9時00分 ]
人気ニュースランキング
[ ワールド ]
緊迫する日中関係の行方、台湾有事を巡る応酬と中国孤立の可能性
プライオリティパス 成田空港の、肉料理 やきすき やんま・ぼてぢゅう屋台、利用ルール改訂
新型コロナ感染拡大、変異株「NB.1.8.1」6月下旬から7月上旬がピーク
その他の国の最新ニュース
タイ [ 2025年12月2日 14時00分 ]
ベトナム [ 2025年10月12日 10時30分 ]
ミャンマー・カンボジア [ 2025年11月13日 7時00分 ]
ラオス [ 2025年12月11日 12時15分 ]
国連・SDGs [ 2025年11月27日 7時00分 ]
マレーシア・シンガポール [ 2025年12月8日 14時30分 ]
インドネシア [ 2024年1月17日 11時00分 ]
インド [ 2025年10月24日 16時30分 ]
フィリピン [ 2025年12月8日 12時15分 ]