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動物さまは神様です・韓国
配信日時:2024年10月11日 12時00分 [ ID:9913]

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 さすが伴侶犬のために法律を作る国だ。犬だけでなくいろんなペットを1500万世帯が飼って…いや、家族の一員にしている韓国。当然旅行に行くときも、家族だから同行するのは当然の話だ。

 そのため、ひと昔前は、ゲージに入れて荷物ブースに離れて入れられていたペットたちを、「1人」の乗客として大切なお客様として扱う体制が、航空会社で広がっている。

 今年四半期で韓国の航空会社を使ったペットの移動は、国内線で8万7624お客様、国際線で2万6488お客様となっている。特にサービスがいいと国際線で選ばれているのが、大韓航空(韓国No.1のフルサービスキャリア)だ。2万2153お客様がご搭乗された。

 お客様の内訳は、犬、猫、ペット用の鳥(食用の輸送は相変わらず荷物と同じ)。ゲージに入れて座席の下に同乗という形になるが、お客様だから、料金は発生する(新たな収入源とも考えられる)。他の人間のお客様に迷惑をかけないように家族をおとなしくさせるのは今のギリだが、そのうち乗務員がなんらかのお世話をすることは想像に難くない。

 2019年は6万7000お客様だったが、昨年は倍以上の14万5466お客様になり、旅慣れたペットも多くなってきている。料金もとるのであれば、食事の支度も提供してほしいと要望が出る日も近そうだ。

 また、マイル(スタンプ)もたまり、人間の割引にも使えるが、ペットの別途料金にも使うことができる、致せり尽くせり。

 生き物は、人間だけでなく大切にする。韓国は世界中にそれを啓蒙しているとも言える。

【編集:fa】

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