TODAY 2024年11月25日
タイのニュース
【タイ】「お寺閉まってる」観光客を騙して宝石店や高額レストランに連れて行く運転手ら22人逮捕
配信日時:2015年5月22日 10時00分 [ ID:1944]
写真をクリックすると次の写真に切り替わります。
都内某有名デパート前で客待ちするタクシーとトゥクトゥク。こういう連中は決してメーターは使うことはない。また、もし使ったとしても遠回りされる事もあるので、できるだけ、流している車をつかまえよう。(そむちゃい吉田 撮影)
2015年5月21日、タイ観光警察はバンコクの観光名所ワット・プラケオやワットポーなどで、きょうは閉まっているなどとウソを言って、他の宝石店やレストランなどに連れて行き、バックマージンを得ていた三輪タクシー運転手ら22人を逮捕したと発表した。
カオサン通りや王宮広場近くから、エメラルド寺院(ワット・プラケオ)やワット・ポーなどに行こうとトゥクトゥクと呼ばれる三輪タクシーなどに乗り込むと「きょうはクローズだから、言っても入れない。代わりに良い場所知ってる」などと、言葉巧みにレストランや宝石店などに連れて行くという、詐欺まがいの行為は、かなり昔から有名だった。
しかし、度々摘発されても数百から1000バーツ(約4000円)程度の罰金を支払って、また元の場所に戻るというイタチごっこが続いている。こうした行為は、おそらくすでに半世紀近くも、繰り返されているのではないだろうか。
タクシーのメーター不使用やボッタクリなども同様だが、被害者の事後報告でも、免許取消しなどの厳罰となるような法整備をするか、こうした行為が無くなるまで、徹底した街頭での取り締りが必要だろう。
今回、観光警察は22人をグループとして一斉摘発したようだが、これまでと同じように、罰金だけ徴収して放免という事であれば、明日からもまた同じ事が、同じ場所で繰り返されるだろう。
もちろん、一番肝要なのは観光客自身がこうした行為にハマらない事だ。こうした犯罪行為はネットで情報を少し探すだけで見つかる。バンコクの観光地を歩く際には、少し頭に入れておいて欲しい。
ちなみに、こうした連中が多い場所としては、観光地はもちろんの事、シーロム通りサラデン駅付近や有名ホテル、高級デパート前などで、客待ちしている車は要注意だ。
また、チャオプラヤー川の運河巡りをする貸切ボートでも、川の真ん中で突然船を泊めて、いくら払わないと帰さない。という恐喝そのものの事例もある。
いずれの事例もしっかりと情報を持っていれば、被害に遭う確率はかなり下がる。せっかくネットに溢れている情報、うまく活用して欲しい。
【翻訳/編集:そむちゃい吉田】
|
|
<< 関連記事 >>
タイの新着ニュース
人気ニュースランキング
[ タイ ]
【タイ国際航空】セントレア(名古屋)発深夜便「TGでら夜便」運航再開、記念セレモニー開催
【タイの裏事情】タイで売春合法化が検討される理由(1) 〜性産業は人権問題か経済問題か
続報【タイ】バンコクで、天然ガス・NGV 日野製バス 炎上、園児ら23人が死亡の惨事
その他の国の最新ニュース
ベトナム [ 2024年8月7日 12時00分 ]
ミャンマー・カンボジア [ 2022年4月3日 19時30分 ]
ラオス [ 2023年8月16日 17時00分 ]
国連・SDGs [ 2024年10月6日 12時00分 ]
マレーシア・シンガポール [ 2024年11月5日 21時00分 ]
インドネシア [ 2024年1月17日 11時00分 ]
インド [ 2023年6月12日 8時00分 ]
ワールド [ 2024年11月23日 10時00分 ]
フィリピン [ 2024年11月25日 12時00分 ]