タイのニュース

【タイ】田舎の居酒屋のような「ラーン・ガイバーンヤーン・カオスワングワーン・パーヌック」
配信日時:2015年8月18日 9時00分 [ ID:2368]

このエントリーをはてなブックマークに追加

写真をクリックすると次の写真に切り替わります。

バンコクにありながら、タイの田舎町にある人気のタイ式パブ・レストランのようで、ワクワクする雰囲気がある。

 2015年8月18日、バンコクの東端、バンナーにある「ラーン・ガイバーンヤーン・カオスワングワーン・パーヌック」を紹介したい。ここはセントラル・バンナーの裏手にあり、バンコクからはBTSウドムスック駅で降りてタクシーで行ける。タイ式の居酒屋のようなもので、イサーン料理(タイ東北地方料理)と名物のガイヤーン・カオスワングワーンが人気だ。

 タイ式の居酒屋は竹や木でできた安っぽい席、半屋外のような店内、正面にステージがありセミプロの歌手がタイ語や英語の歌を聴かせるというのが相場で、ここはまさにそのままそんな店だ。18時ごろから客が入り始め、19時過ぎはなかなか空きがみつからないほど有名で人気である。

 名物のガイヤーン・カオスワングワーンは東北の商業都市、コンケーン県にあるカオスワングワーン郡で始まったタイ式焼き鳥だ。特色は外側をカリッと焼き、中が柔らかい。職人によっては黒コショウ味を強めにするそうである。

 バンコクの中でもファンの多いガイヤーンのひとつだが、この「ラーン・ガイバーンヤーン・カオスワングワーン・パーヌック」では店名の通り、ガイバーン、つまり地鶏を使っている。

 タイでは地鶏は軍鶏のことで、生産量の関係で特別なルートがない限り、なかなか手に入らないものである。ここでは独自ルートがあるのか、地鶏の焼き鳥を楽しむことができる。普通の鶏肉よりも弾力があり、味わい深い。

 メニューには英語も併記されているので、言葉ができなくても楽しめる。料金もタイ人向けの価格なので高くない。どれもおいしいので、ビールやウィスキーを飲みながら、地鶏を楽しみたい。

【執筆:高田胤臣】

タイの新着ニュース