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野生の象が四輪駆動車と衝突して交通事故死。後続の車も巻き込んで8人が死傷ータイメディア
配信日時:2014年3月13日 4時48分 [ ID:237]

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タイ東北部スリン県の象祭りには、タイ全土から観光客が訪れる。

2014年3月12日早朝、タイ東部ラヨーン県ワンチャン地区で、野生の象と四輪駆動車が衝突。瀕死の重傷を負った象は、その日の夕方に死亡した。

事故は、国道344号線ワンチャン地区で午前4時過ぎに発生。四輪駆動車が象と激突したあと、後続のピックアップ車とトラックを巻き込んで6人が死亡し、2人が負傷した。

おりしもタイでは、国の象徴動物としての象を保護する運動の一環として、毎年3月13日を象の日としている。古くから象使いが多い東北部スリン県や北部ランパーン県などで記念行事として、象祭りが行なわれる。

かつてタイ全土が熱帯雨森に覆われていた頃には、多く生息していた象だが、現在では絶滅が危惧されている。象の保護は以前から国家プロジェクトとして取り組まれており、ランパーン県には、国立の象保護施設があり、野生象の怪我や病気治療や象使い育成が行なわれている。

【翻訳/編集:そむちゃい吉田】

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