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タイ政府、非常事態宣言を解除=爆弾や拳銃の摘発は相次ぐ
配信日時:2014年3月20日 4時49分 [ ID:259]

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バンコク都心のラチャダーピセーク通りで発見された爆弾は、タイ南部での爆破事件と使われたものと同型だった。

2014年3月19日、タイ政府は2014年1月22日に発効した非常事態宣言を解除した。これは複数の交差点を封鎖した反政府デモ隊への対応策として講じられてきたものであるが、抗議活動がルンピニ公園に集約され、交差点の封鎖が解除されたことを受けたもの。

反政府デモの動きは表面的には沈静化しているよう見える一方で、3月18日と19日には相次いで爆弾や拳銃などが摘発された。

3月18日、ラチャダーピセーク通りで発見された、消化器の内部を改造して作られた時限式爆弾は、処理班によって、信管と時限装置が解除された。この爆弾はタイ南部での爆破事件で使用されているものと同型の時限式爆弾。バンコクでこの形式の爆弾が見つかったのは初めてのケースだという。

また、3月19日、ペッブリー通りでは、タクシーへの職務質問の際に、乗客の荷物の中から拳銃や手錠、そして多数の弾薬が発見された。警察はすぐに男を逮捕し、取り調べたところ、荷物は自分のものではなく、ルンピニ公園で行なわれているデモ集会に参加している友人に届けるところだったと主張している。

バンコク首都警察では、引き続き、2件の背後関係などを捜査している。また、非常事態宣言が解除されでも、不測の事態が起こる可能性は排除できないとして、都民や観光客に向けてデモ隊や集会へは近づかないように改めて呼びかけている。

【編集:そむちゃい吉田】

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