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日本板硝子、ベトナムで超薄板ガラスの生産を開始 
配信日時:2014年6月16日 12時17分 [ ID:609]

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6月10日、日本板ガラスがベトナムで行なった火入れ式の様子。

 2014年6月11日、日本板硝子株式会社(以下、NSG)は、ベトナムのホーチミン郊外にある100%子会社NSGベトナムスペシャルグラス社(VSG)の敷地内に新設した超薄板ガラス(以下、UFF)用フロートラインが完成し、2014年6月10日に火入れ式を行なったと発表した。

 NSGの超薄板ガラス(UFF)は中小型液晶用基盤として広く使用されていたが、タッチパネル用基板ガラスおよびカバーガラス(ソーダライム組成)としての使用が急速に拡大。これらのニーズに応えるため、ベトナム南部バリア・ブンタウ省ミースワンにあるNSG100%子会社NSGベトナムスペシャルグラス(VSG)社の敷地内に超薄板ガラス(UFF)用フロートラインを新設した。

 本年度下期より本格生産を開始し、日本の舞鶴にある1基と今回のベトナムの1基を併せた2窯体制でグローバルな顧客需要に対応する。

 フロート製法は、世界のガラス産業の核となる技術で、イギリスのアリステア・ピルキントン卿によって発明され、1959年発表された。0.4mmから25mmまでの厚みで製造が可能。


【翻訳/編集:YK】

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