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【インドネシア】ジャカルタで黒フードが人気ー新ブームの予感
配信日時:2015年10月30日 12時20分 [ ID:2711]

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イカスミを使用し、黒ナシゴレン(Nasigoreng Hitam)

 2015年10月29日、ジャカルタでは見た目が黒い「黒フード(MAKANAN BERWARNA HITAM PEKAT)」が人気の兆しを見せている。ブームの火付け役はパサール・サンタのホットドッグ店「DOG」と言われている。

 「DOG」は、黒ごまを練り込んだ真っ黒いパンに粗挽きソーセージを挟んだホットドッグ、「ブラックドッグ」を販売し、連日行列が途絶えることがない。

 価格は35,000ルピア(約300円)から。また、バンズが黒い「ブラックハンバーガー」を出すカフェや、インドネシアを代表する伝統料理のナシゴレンにもイカスミを使用し、黒ナシゴレン(Nasigoreng Hitam)にアレンジして提供するレストランも人気となっている。

 インドネシア人は派手な色を好む傾向にあり、食品においてもその趣向は同様である。また、ジャカルタでは話題のショップやレストランができると、人が殺到する。

 さらに、インドネシアでは流行が生まれると、類似の商品がすぐに現われる。トレンド発信地でもあるパサール・サンタで、「DOG」の黒ホットドッグがヒットしたことにより、若者を中心に「漆黒」が食のトレンドとして認知されつつある。

 後発の飲食店も類似の「漆黒」のメニューを展開し始めており、今後も新たな黒フードが誕生することが予想される。

【写真提供・出典:TNCアジアトレンド総研】

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