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【インド】疋田 千里・写真展JINDAGIを、1月31日まで開催ー東京
配信日時:2016年1月10日 11時30分 [ ID:2949]

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写真展会場になっている、レストラン。

 2016年1月9日、疋田 千里・写真展JINDAGI「くう、ねる、祈る、インドの暮らし」が東京都世田谷区弦巻のレストランIndian canteen AMIで始まった。

 インドで出会った人生・暮らし・いのちを集めた写真集JINDAGI発売を記念して開催するもので、第一弾としてのポストカード展。小さなカレー屋さんの小部屋に十数点の写真が並ぶ。

レストランIndian canteen AMI
所在地 東京都世田谷区弦巻2-8-15
営業時間 12時~15時 18時~21時
定休日 水曜日、第二第三木曜日 1月31日まで。

写真展は2月以降テーマを変えて、軽井沢、浅草でも開く。

 会場のレストランAMIは住宅街にあるため、近所の常連客が多く来店した。

 疋田 千里さんは「カレー好きとあってインドに興味を持ってはいらっしゃるけれど実際は行ったことのない方が多く『建物や洋服など、インドってこんなにカラフルなんだね』『お腹を壊すとか騙されるとか良くない話を聞くので躊躇していたけれど写真を見て行ってみたくなった』『わたしは行ったことがないけれど、以前友人が行ったときに話してくれた、インドの様子について思い出した』『昔の同僚がインド人で、彼らは元気かなと懐かしく思った』などなど、感想をいただきました。

 写真集を手に取ったり、お買い上げくださる方もいました。インドの山のお寺から小さな村へ降り、その後ガンジス川に沿って町に出て最後は大きな街まで旅した様子が載っているのですが風景やイメージカットより、人物が多い写真集です。インドのおじさんは、どうしてこんなに渋く絵になるののだろうか、日焼けした肌に深く刻まれた皺がそう見せるのだろうか...顔が小さくてスタイルが良いのではないか...などなど話題になりました。北と南の気候の違い、人柄や食べ物の印象なども質問されました。

 AMIの店主が作るカレーは、スパイス香るインドの家庭料理のような味です。その芳しい匂いに包まれて見ると、より写真が生き生きと感じられました。

 写真集なのですが、前編にはインドの人々や景色が載っていますが後編は「TaraBooks」という、手すき手刷の本が人気の出版社を取材した様子が掲載されています。

 前編は白くしっとりとした紙、後編はざらざらとした手触りの紙と差別化し、分けております。「TaraBooks」のことは以前から知っておりぜひ一度訪れてみたいという思いがあり、旅が決まった際メールでアポイントを入れ、南インドのチェンナイにある本社にお邪魔しました。当日は編集部のみならず、アーティストレジデンスとして使われている部屋や近所にある工房も親切に案内いただきました。

 そして、実際にシルクスクリーンで印刷している様子やみなで輪になって製本しているところなど撮影させてもらいました。現地で買った絵本からは今でもインクの匂いが漂ってくるため開く度、チェンナイの工房のことを思い出します」と話す。


【編集:Kyo】

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