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質の高い教員育成を目指し支援ーJICAカンボジア事務所
配信日時:2016年11月23日 11時19分 [ ID:3944]

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現在の教員養成校で先生の卵を指導する青年海外協力隊員(JICA提供)

 2016年11月21日、JICAカンボジア事務所が発行する「カンボジアだよりNo63」に『教員養成大学設立の支援へ カンボジア政府と合意文書』と題する記事が掲載された。

 (記事)JICAは10月13日、カンボジア教育・青年・スポーツ省との間で、「教員養成大学設立のための基盤構築プロジェクト」を実施するための基本合意文書を交わしました。

 現在は2年制である小・中学校の教員養成課程を4年制に移行し、質の高い教員の輩出を目指します。 カンボジアでは今、基礎教育の「質」を支える教員の育成が大きな課題になっています。世界銀行の報告書によると、小学校教員養成校に進む学生の約8割、中学校教員養成校では約7割 が、高校の卒業試験での評価がDまたはEの成績下位者とのことです。

 一方で、高い経済成長率を背景に、あらゆるセクターで人材不足が叫ばれており、産業や国 づくりを支える人材の育成が急務です。しかし長い内戦と混乱で破壊されたカンボジアの教育システムは十分に復興しておらず、教育のさまざまな側面で対応が必要とされています。

 年明け1月から始まる予定のこのプロジェクトでは、プノンペンとバタッンバンで教員養成大学を設立し、小・中学校教員養成のための「4年制コース」を2018年に開始させることを目指します。支援内容はカリキュラム、教材開発など、基礎構築から実際の養成課程実施まで多岐にわたります。その後は、この2つの教員養成大学をモデルに全国の教員養成課程の改革が広がることが期待されています。

【編集:YA】

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