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【ミャンマー】ラウェイ金子が英国強豪を2ラウンドKO 強烈なレバー打ちで下す
配信日時:2017年3月20日 8時14分 [ ID:4214]

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第1ラウンド終了後に相手を見つめる金子選手(ヤンゴン、撮影:北角裕樹)

 2017年3月19日、日本人初のプロラウェイファイターの金子大輝選手が、ヤンゴンのテインピュースタジアムで行われたラウェイの国際対抗戦に出場、英国の強豪を第2ラウンド、ノックアウトで下した。目標のタイトルマッチ実現に大きな一歩を踏み出した形だ。

 金子選手は「戦績では自分より格上」と認める英国の実力者マーティン・スータイと対戦。リーチの長いスータイ選手はハイキックなどを繰り出す一方で、金子選手は素早く懐に飛び込んで上下のパンチを細かく繰り出した。金子選手は第1ラウンド中盤、コーナーに追い込んだうえで左ボディーブローから右フックにつなげるなどして2度のダウンを奪取。続く第2ラウンドでも金子選手は相手を圧倒し、ロープ際に追い込んで左右のラッシュ。左の強烈なレバー打ちが決まると、スータイ選手は腹を抱えて倒れこんだ。立ち上がりはしたものの戦意を示せず、レフェリーがKOを宣言した。

 総合格闘家だった金子選手は約1年前の昨年2月にヤンゴンで初めてラウェイの試合に出場。そこでミャンマー人選手にKO負けを喫したことから、ラウェイ選手になりリベンジすることを決意した。昨年12月のカレン族新年の際に行われた試合では、ミャンマー人選手を第1ラウンドで沈め実力をアピール。これが認められ、今回は外国人選手との対抗戦の中で唯一ミャンマー選手枠で出場し、英国人選手と対戦した。金子選手は試合後「1年前にはここでボロボロになったのだが、その後の成長を見れもらえてうれしい。早くタイトルマッチができるように頑張りたい」と話した。

 ミャンマーの伝統格闘技ラウェイは、グローブを着用せずバンテージのみで殴り合う。頭突きやひじ打ち、投げ技なども認めれており、「素手のムエタイ」「世界で最も危険な格闘技」とも呼ばれる。

【執筆:北角裕樹】

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