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【北ミサイル発射】成功の自信から、朝鮮中央通信WEBサイト「29枚写真掲載」北海道通過コース定着
配信日時:2017年9月18日 8時00分 [ ID:4611]

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朝鮮中央通信WEBサイトから

 2017年9月18日、国営・朝鮮中央通信WEBサイトは、9月15日の北海道上空を通過した「火星12型」の発射訓練の様子を、29枚の写真を掲載して伝えている。

 金正恩氏が、軍幹部とガッツポーズで喜ぶ様子や、移動発射台トレーラーが退去する様子、「火星12」型の発射の瞬間から飛び立つ様子など迫力のある写真も。

 朝鮮中央通信WEBサイトは『金正恩党委員長が中・長距離戦略弾道ロケット「火星12」型の発射訓練をまたもや指導』のタイトル記事で、金正恩氏の発言を下記のように伝えている。

 「今回のロケット発射訓練は、最近、われわれに対する軍事力使用をけん伝する米国の好戦性を制圧し、迅速かつ強力な軍事的対応で迎え撃つための攻撃と反攻撃作戦遂行能力をいっそう強化し、核弾頭取扱秩序を点検して実戦的な行動手順を確定する目的」

 「われわれの最終目標は米国と実際の力のバランスを取って米国執権者の口からむやみにわが国家に対する軍事的選択だの、何のというたわごとが出ないようにすることだ、米国にとって対処不可能な核の反撃を加えられる軍事的攻撃能力を引き続き質的に固めながら、真っ直ぐに疾走しなければならない」

 「大国主義者らにわが国家が無制限の制裁・封鎖の中でも国家核戦力完成の目標をいかに達成するかをはっきりと見せつけなければならないと述べ、今やその終着点にほとんど到達したのだから、全国家的な力を集中して結末を見なければならない」など。

 北朝鮮に詳しい専門家は「技術力の高さを誇示したい表れです。かなり速いスピードで開発が進んでおり、国連安保理の追加制裁が出る前に、大陸間弾道ミサイル(ICBM)完成に向けて、これからもこの北海道上空通過コースでのミサイル発射が続行しそうです。中国も分析していますが、北海道なら、万が一事故が起きても人口密度が低いので構わないと考えています。グアム方面への発射は、アメリカの反発が強まるので怖いのでしょう」と話す。


【編集:BY】

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