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【インド】最大野党の人民党が総選挙で圧勝=日本との協力関係が加速するのは確実
配信日時:2014年5月19日 9時00分 [ ID:470]

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総選挙の投票のために並ぶ男女。8億1000万人が投票するため、地域ごとに投票日を分ける。4月7日に投票が始まり、5月16日に開票。

 2014年5月16日、インドで総選挙(下院選)の開票が行なわれ、最大野党のインド人民党(以下、BJP)が圧勝し、西部グジャラート州首相のナレンドラ・モディ氏を20日の議員総会で首相候補に正式選出することを決めた。インドの選挙管理委員会によると、下院543議席のうち、BJPによる282議席が確定し、下院での単独過半数を決めた。

 インドでは、景気低迷、物価上昇が続いており、蔓延する汚職問題もあり、与党の支持率は低迷していた。一方、モディ氏は清廉潔白で経済政策にも実績があり、多くの国民から支持されており、勝利は確実視されていたが、インドの選挙制度は複雑で、事前予想が覆ることもあり、予断が許されなかった。投票は4月7日から始まり、5月16日に開票された。

 モディ氏は2001年からグジャラート州の首相を務め、石油・化学・自動車・繊維・鉱工業などの産業発展に注力し、同州をインドで一番発展した豊かな州にした。モディ氏と日本のつながりは、政府・民間を通して、ともに強く、今後は日本とインドの国単位での産業発展に関する協力関係が急速に進むと期待される。

【翻訳/編集:YK】

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