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【中国への旅行者減少へ】パタヤの無星ホテルに信頼度で負ける「中国ホテル」
配信日時:2018年12月4日 2時45分 [ ID:5368]

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パタヤ 無星の低価格ホテル(ザ ゴールデン ヴィル ブティック ホテル)清掃スタッフ 5階フロアを担当

 2018年12月4日、中国にある世界的な有名ブランドホテルの清掃実態が先月明らかになり、中国への旅行を躊躇する人が増えている。不衛生な清掃状況がバレてしまい、他にも大きな落とし穴がありそうだと考える人が増えたからだ。

 以前、中国食品の怖い実態が公表され話題になったことを思い出した人も多く。毒入り餃子事件や、段ボール入り中華まん、廃油を使用したレストランなどだ。

 タイ・パタヤには連日多くの中国人団体旅行者が訪れており賑やかだ。1泊1ルーム900バーツ・2名利用(約3500円)の無星ホテルの清掃の状況は、中国の有名ブランドホテルをはるかに超える水準。国民性の違いだと言ってしまえば、それまでだが、歪な経済成長で、様々な分野で驚くべき裏切り行為が多発している中国とは大違いだ。

 8年前にオープンしたパタヤの無星ホテル(ザ ゴールデン ヴィル ブティック ホテル)は、中国系の経営だがフロントスタッフも親切丁寧。しかし、フルーツ大国のタイにもかかわらず、全てのフルーツを客室に持ち込まないようにとの注意喚起が貼りだされている。現地の旅行会社によると「中国のお客様が、フルーツを部屋に持ち込んで、部屋をめちゃくちゃに汚したんです。それが原因でフルーツ禁止になりました。ドリアンは匂いがきついので、持ち込み禁止のところは多いですが」と説明する。また、中国人のマナーについて「これは、他国の方々に比べると悪いです。中国にある世界的な有名ブランドホテルの実態が明らかになりましたが、中国の清掃員は歩合で仕事をしていることが多いんです。1部屋〇〇元という成果報酬制です。酷く汚れた部屋でも1部屋の報酬は変わりません。そうしたことへの腹いせで、お客様が使用したタオルやトイレ用の雑巾で、コップを拭くなど不衛生な行動に出たのでしょう。その清掃員だって、自宅でそんなバカなことはしませんから。衛生管理の概念が低いからではありません」と話す。

【編集:KH】

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