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【朝鮮中央通信】ハノイ首脳会談の成果『米朝関係の画期的な発展を確信』と表明
配信日時:2019年3月1日 8時00分 [ ID:5542]

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朝鮮中央通信日本語版WEBサイトから

 2019年3月1日、朝鮮中央通信日本語版WEBサイトは、2月28日に行われたベトナム・ハノイでの、トランプ米大統領と金委員長との首脳会談について13枚の写真と共に、朝米関係を画期的に発展させることが出来ると確信したと伝えた。合意締結に至らなかった点には触れなかった。

 (原文のママ)金正恩同志が2月28日、アメリカ合衆国のドナルド・トランプ大統領と再び対面して会談した。

 敬愛する最高指導者は、現地時間で午前9時から朝米首脳会談の場所であるハノイ市の「メトロポル」ホテルでアメリカ合衆国のドナルド・トランプ大統領と再び対面して単独会談と全員会談を行った。

 朝米最高首脳たちは単独会談と全員会談で、シンガポール共同声明を履行するための歴史的な道程で刮目(かつもく)に値する前進が遂げられたことについて高く評価し、これに基づいて朝米関係改善の新しい時代を開いていくうえで提起される実践的な問題について建設的で虚心坦懐な意見交換を行った。

 各会談では、朝鮮半島の緊張状態を緩和して平和を促し、完全な非核化のために双方が傾けた努力と主動的な措置が相互の信頼を図り、朝米両国間に数十余年間持続してきた不信と敵対の関係を根本的に転換していくうえで重大な意義を持つということについて認識を同じくした。

 敬愛する最高指導者とトランプ大統領は、シンガポール共同声明で提示した共同の目標を実行していくために現段階で必ず解決すべき問題に対する相互の見解を聴取し、その方途を真しに論議した。

 敬愛する最高指導者とトランプ大統領は、70余年の敵対関係の中で重なった反目と対決の障壁が高く、朝米関係の新しい歴史を開いていく旅程で避けられない難関と曲折があるが、互いに手を固く取って知恵と忍耐を発揮して共に切り抜けていくなら、十分に両国人民の志向と念願に即して朝米関係を画期的に発展させていくことができるとの確信を表明した。

 朝米最高首脳たちは、2回目となるハノイでの対面が相互に対する尊重と信頼をいっそう厚くし、両国の関係を新たな段階に跳躍させられる重要な契機になったと評価した。

 敬愛する最高指導者とトランプ大統領は、朝鮮半島の非核化と朝米関係の画期的発展のために今後も緊密に連携し、ハノイ首脳会談で論議された問題解決のための生産的な対話を引き続きつないでいくことにした。

 敬愛する最高指導者は、トランプ大統領が遠い道を行き来しながら今回の対面と会談の成果のために積極的な努力を傾けたことに謝意を表し、新しい対面を約束しながら別れのあいさつを交わした。

【編集:WY】

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