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ブロックチェーンを使った、結婚サービス「B-marriage」ー日本国内では200会場に導入予定
配信日時:2019年8月13日 14時30分 [ ID:5837]

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結婚サービス「B-marriage」

 2019年7月31日、株式会社ZUTTO CAMBODIA(カンボジア・プノンペン)と、株式会社ベルメールプロモーション(東京・赤坂)は、東京ビックサイトで開催された「ブライダル産業フェア2019」で、ブロックチェーンを使った結婚サービス「B-marriage」を公式発表した。

 「B-marriage」は、ブロックチェーン上で結婚証明証を発行でき、ゲストからの祝辞の投稿や、ご祝儀の送金などをブロックチェーン上で一括管理することが出来るサービス。

 ブロックチェーン婚はアメリカやオーストラリアでは、セクシャルマイノリティの結婚に活用されているが、ブロックチェーン婚の持つ可能性は、それだけではないとベルメールプロモーション代表の藤田氏は語る。

 「今後、先進国では晩婚化が進み、披露宴や挙式に呼ぶ平均人数は大幅に減少することが予測されます。しかしブロックチェーン上で、ご祝儀や祝辞のやりとりを行う文化が浸透すれば、実際に式に参加していない知り合いからも。お祝いをしてもらう新しいスタイルの結婚が確立されるでしょう」

 同氏は、このイベントで「ブロックチェーンの結婚」についてブライダル業界の約40社にセミナーを開催。「SNSの浸透により、オンライン上で会ったことはないが、世界中に友達を作ることができる時代が到来しました。従来の親族、同級生や、同僚などの『会ったことがある人』だけではなく、オンライン上で『会ったことがない友達』からも祝ってもらえる結婚のスタイル、新しい『B-marriage』が実現します」これまでに無かった手法を紹介した約1時間のセミナーは好評だった。

 今後同社は、タレントや俳優、モデルなどの結婚に、ファンから祝辞やご祝儀を送金できるサービスをリリースする予定。「B-marriage」は2019年、日本国内の結婚式場を持つホテルなど200会場に導入予定。

 同サービスがブロックチェーン婚が日本で流行するための火付け役となるのか今後も目が離せない。

【編集:WY】

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