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【タイ】有名歌手らが炊き出しボランティアで困窮する庶民を支援
配信日時:2020年5月22日 7時15分 [ ID:6415]

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たくさんのマスコミも取材に駆けつけた

 2020年5月20日、非常事態令が続くバンコク都内で有名歌手たちが、失職するなど生活に困窮する庶民を支援。約2,000人以上が集まった。

 炊き出し支援は、クロンタン警察署とタイの老舗芸能プロダクション、トップライン社が共同で、バンコク都内スクンビット通りBTSプラカノン駅近くの社屋前で行われた。所属する有名歌手らがフェイスガードやマスクをして、集まった周辺住民や駆けつけたファンなど約2,000人以上にお弁当やお米、インスタント食品などの支援品を一人ずつ手渡しした。

 支援品を受け取った人は次のように話した。「衣料品店で働いていたのですが、新型コロナでお店が閉まりそのまま失業しました。政府から5,000バーツを受け取りましたが、家賃で消えました。こうした支援は本当にありがたいです」

 また、支援に駆けつけた歌手の一人ブワ・カモンティップさんは「実は、今日集まった歌手仲間はみんな失業中みたいなものです。コンサートができるようになるのは、一体いつになるのか考えると不安がいっぱいです。それぞれに手作りの食材を通販で売ったり、再開した市場に売りに行ったりと苦労してます。でも、こうして大変な状況の皆さんと一緒に頑張りましょうね。と触れ合えたことは、自分たちにとってもエネルギーになりました。それにファンのみなさんと久しぶりに会って、元気をもらうことができました」と語った。

 タイでは、今月に入り二段階に分けて規制を緩和。レストランやショッピングセンターが再開された。しかし、当日の政府閣議で非常事態令を一カ月延長し、6月末までとする事が提言され、規制の緩和には慎重な姿勢を取っている。その一方で、庶民の生活はひっ迫している。そのため、このような助け合いの支援は、仏教の教えでもある喜捨の精神が根付くタイ社会ではあちこちで行われている。

【取材/写真:そむちゃい吉田】

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