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国際協力銀行、インドネシアの水力発電所プロジェクトに融資
配信日時:2014年6月29日 14時04分 [ ID:650]

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ラジャマンダラ水力発電事業の概要。

 2014年6月25日、国際協力銀行は、「海外展開支援融資ファシリティー」の一環として、関西電力が出資するインドネシアのラジャマンダラ・エレクトリックパワー社(以下、REP)との間で、インドネシア共和国ラジャマンダラ水力発電所プロジェクトを対象として、国際協力銀行分として融資金額約6600万ドル(約66億円)を限度とするプロジェクトファイナンス(主にプロジェクトのキャッシュフローを担保とする融資スキーム)による貸付契約を締結した、と発表した。

 本融資は、株式会社みずほ銀行との協調融資で、協調融資総額は約1億1000万ドル(約110億円)である。

 本プロジェクトは、REPが、インドネシア共和国西ジャワ州チアンジュール県ラジャマンダラ地点のチタルム川流域において、発電容量47MW(メガワット)の流れ込み式水力発電所を建設・操業し、30年間にわたり、インドネシア共和国国営電力公社に対して売電する事業である。

 インドネシア共和国では、今後10年間で年率8.5%の電力需要の増大が予想されている。本件は、関西電力が調査の段階から主体的に関与するとともに、出資者として事業参画し、日本の技術を用いて長期わたり運営・管理に携わる水力発電プロジェクトである。


【編集:YK】

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