ワールドのニュース

漆沢祐樹氏 7月テーマは『メディア業界』海外MBAを活用した経営セミナーが日本で開講
配信日時:2020年7月23日 12時00分 [ ID:6549]

このエントリーをはてなブックマークに追加

写真をクリックすると次の写真に切り替わります。

漆沢祐樹氏 講義の様子

 2020年7月22日、『起業スクール i3ビジネスアカデミー』の顧問である漆沢祐樹氏は、海外MBAを活用した経営セミナーを日本で開講した。三密を意識してオンラインを含め約50人が参加し、講義ではMBAを踏まえた事業戦略の内容などを交えて、業界ごとに受講生がその業界に沿ってどのような事業を作成していくかを学んだ。

 今回のテーマは『メディア業界』。メディア業界は従来のテレビや雑誌、ネット広告のペイドメディアとFACEBOOKやTwitter、LINEのアーンドメディア、そして大手スポーツメーカーのナイキ
やユニクロも力を入れている自社運用サイトなどのオウンドメディアの3つが基本となっている。
 
 講義ではそれらの違いや活用法なども話され、受講した生徒はランダムにグループに分かれ、ビジネスコンテストとして、その場で社名や事業内容などを疑似として考案し、合計で7つの会社がエントリーした。

■エントリー企業一覧

1、株式会社Money gement
2、株式会社PASA
3、Shining Heart
4、株式会社FLD
5、SECOND株式会社
6、株式会社DDサイト
7、株式会社IES

 各社のプレゼンテーション後は会場の全員で投票が行われ、グランプリとして選ばれたのは、エントリーナンバー6番の「株式会社DDサイト」。メンバーは、北浦 誠也氏、山口 諒太氏、大西 孝明氏、富田 淳平氏の4名人。


・事業内容
 アキバ系のオタクをターゲットにしたECサイトで、オタクの好むグッズを掲載するだけでなくオタクが普段疎かに行っている美容、健康、衣類も掲載するメディア。その市場はオタク全体で5,700億円以上あると言われている。

 メディアサービスは基本的に無料で利用できるが、月3万円以上の購入(美容、健康、衣類の中から各1万円以上)することで会員ランクが上がる。
会員ランクが上がるとアイドルとの握手券、ライブのチケット、限定グッズの購入が可能になる仕組み。そうすることで普段お金を使わない所にもお金を使うので、見た目の部分を改善できると言う。

 ゴールとしては、オタクの見た目の偏見をなるべく軽減し、将来的にはオタクだけでなく全てのターゲットをペルソナにしていく事業である。

 次回のテーマは「IT業界」で、事業戦略を学び真の起業家を育成していくi3ビシネスアカデミーのこれからに期待したい。

 講演者 漆沢祐樹氏 のプロフィール
19歳で起業し、投資助言業の会社などいくつかの会社で役員を務め、事業譲渡やM&Aを経験。一般社団法人日本国際芸術文化協会の理事も務め、各国の大統領や大使に浮世絵外交を行い、浮世絵セミナーなどを展開しながら世界各国を周る。
2018年ブロックチェーンの発祥の地エストニアで会社を設立。現在はイギリス国立大学の海外MBA candidateでもある。

【TV出演】
いまから始める SDGs ~中小企業のための新たな取り組み~(2019年)YouTube公開中
【著書】
100番目のメッセージ(2011年)

【編集:BY】

ワールドの新着ニュース