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とても寂しいクリスマスーフィリピン・マクタン島ラプラプ市
配信日時:2020年12月26日 6時00分 [ ID:6865]

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小さな花火でも、上げられただけ良かったとの声も

 2020年12月24日、フィリピンは新型コロナ感染防止のため、世界最長期間のロックダウン(移動制限)が今も続いている。3月上旬にマニラ、その後マニラ首都圏。3月21日からはマクタン・セブ空港に到着する定期便の国際線が停止された。(一部、特別フライトは運航)

 フィリピンは、貧富の格差が大きく、極一部の富裕層が富の90%以上を支配する国で、多くの貧困層は、僅かな収入で厳しい生活環境に置かれていた。そうした中で起きた新型コロナショック。政府も最大限の努力をして、生活の下支えをしているものの十分な状況ではない。

 また。森林の無計画な伐採により、大型台風の被害で洪水も勃発。二重苦、三重苦の状況に陥る市民も多い。

 世界的な経済減速の中で、マクタン島の工業団地でも、大規模な解雇が行われ、職を追われた人が小切手を手に銀行前で長蛇の列を作り炎天下で3時間待ちの状況も見られた。

 LJYさんの家では、10人ほどの家族が料理を作り、クリスマスイブを過ごした。メインの料理は『ルンピアン上海』ひき肉、玉ねぎ、卵に調味料。この他に『甘酢魚』、『パイナップルと豚の炒め物』、デザートは『フルーツサラダ』と『マンゴーフロート』が食卓に並んだ。

【編集:Eula Casinio】

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