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【タイ】ムアントンユナイテッドと浦和レッズが「パートナーシップ覚書」締結
配信日時:2021年9月18日 12時00分 [ ID:7470]

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浦和レッズとムアントン ユナイテッドのエンブレム

 2021年9月16日、Jリーグ浦和レッズとタイプレミアリーグのムアントン ユナイテッドが、新たにパートナーシップに関する覚書を締結した。

 具体的なアクションプランは両クラブ間で、今後協議するとしているが、提携に関する主な内容案は下記の通り。

[提携の主な内容(案)]
(1)選手・コーチを含む人材の知識、アイデア、技術・トレーニング手法の学びなどを通じて、連携を強め、発展を目指す。
(2)ニーズに応じた、若手選手を中心とした人材交流。
(3)フットボールセミナーやフレンドリーマッチなどのイベント開催。
(4)事業開発などの新たなビジネス機会の検討。

 ムアントン ユナイテッドは、バンコクに隣接するノンタブリー県ムアントンのSCGスタジアムが本拠地。Jリーグの札幌コンサドーレのチャナティップ選手や、横浜Fマリノスのティーラトン選手、清水エスパルスのティーラシン選手らが在籍していたタイプレミアリーグの中でも強豪として人気のチーム。

 ムアントン ユナイテッド ウィラック・ロートン代表のコメント「日本、そしてアジアでトップクラブのひとつである浦和レッズとの提携を心からうれしく思っています。今回、2つのクラブは共通のビジョンを共有しました。これから共にフットボールの発展と、強い未来をつくっていけることを楽しみにしています。コロナウイルス感染症によるクラブの課題はありますが、我々はその壁を乗り越え、目的を果たすことができるでしょう。この提携は両クラブが持つ可能性をさらに広げ、すべての人にとって新しく、より良いフットボールの体験をつくる絶好の機会になると確信しています」

 浦和レッズ 立花洋一代表のコメント「ムアントン ユナイテッドというタイ王国屈指のクラブとの提携を非常にうれしく思っております。ACLやFIFAクラブワールドカップなど、数多くの国際舞台での盛り上がりや経験を通して感じたこととして、浦和レッズや日本サッカー界が国内の人口減少という今後の課題と向き合う中で、永続して成長していくためには、アジア全体を見据えていかなければならないということがありました。今回の提携で、両クラブのノウハウや人材交流を通して、また新たに成長できる可能性が両クラブ、そして両国に広がると確信しています」

【編集:そむちゃい吉田】

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