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ワクチン接種済み観光客『バンコク、パタヤ、チェンマイなど』11月1日から、隔離無しで受け入れ開始
配信日時:2021年10月10日 17時15分 [ ID:7537]

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タイ国際航空

 2021年10月9日、在京タイ大使館がワクチン接種済み観光客を対象とした、サンドボックス制度が拡大して適応される対象地域と、スケジュールを発表した。

 タイ政府は、ワクチン接種済みの外国人観光客を隔離無しで受け入れるサンドボックス制度の対象エリアを、順次拡大する予定だが、当初予定していた10月の第1段が11月に延期されていた。今回、在京タイ大使館がそのスケジュールや地域詳細を掲載した。

 現在はパイロットフェーズとして、プーケット県、スラーターニー県(サムイ島、パンガン島、タオ島)、パンガー県(カオラック、ヤオノイ島、ヤオヤイ島)、クラビ県(ピピ島、ンガイ島、ライレイビーチ、クロンムアン、タブケーク)が対象に観光客を受け入れている。

 フェーズ1として、11月1日からバンコク都、チェンマイ県(ムアンチェンマイ、メーリム、メーテーン、ドイタオ)、チョンブリー県(パタヤ、バーンラムン、ジョムティエン、バーンサレー)、ホアヒン、チャアム、クラビー県全域、パンガー県全域、ラノーン県パヤーム島、ルーイ県チェンカーン、ブリーラム県ムアンブリーラムで受け入れを開始。

 フェーズ2は、12月1日からとなり、主要な県または観光地。そして周辺国と隣接する県または観光地として、次の合計20県を追加。チェンライ、メーホンソーン、ランプーン、プレー、ノーンカーイ、アユタヤ、スコータイ、ペチャブーン、パトゥムタニー、サムットプラカーン、トラート、コンケーン、ナコンラチャシーマー、ソンクラー、ナコンシータマラート、トラン、パッタルン、ヤラー、ナラティワート。

 2022年1月からはフェーズ3として、スリン、サケーオ、チャンタブリー、ターク、ナコンパトム、ムクダハーン、ブンカーン、ウドンタニー、ウボンラチャタニー、ナーン、カンチャナブリー、ラチャブリー、サトゥーンの計13県を周辺国と隣接する県と観光地が対象となる。

 しかしバンコク都では、観光客の受け入れ条件として地域住民に対するワクチン接種が7割以上であること、新規感染者数の減少、医療逼迫の改善を挙げているため、状況次第では再度変更される可能性もある。バンコク都のワクチン接種状況は8日現在で、2回接種済み56.9%となっている。

【編集:KK】

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