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【コラム】韓国製品を選ぶのは…捨ててもいいくらい安いからだよ! 韓国
配信日時:2022年5月29日 6時00分 [ ID:8075]

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フィリピン・マクタンセブ空港に置かれているLGテレビ(2022年5月11日)

 2022年1-3月期に世界中で売れたテレビの半数が、韓国の会社であるサムスンとLGのものだったと発表された。この報道に、韓国は狂喜乱舞している。

 かつては、家電品は、精密かつ故障が少ない日本製が人気だった。しかし、故障の少なさゆえに、かなりの期間使用できた。長く使えることは消費者にとっては喜ばしいことだが、販売者になると儲からないということ。

 次々に日本のメーカーは、生活必需品:白物家電業界から撤退した。白物ではないが、テレビも同じことである。しかし、4Kや8Kなど最新技術を要するものは、日本人技術者が開発に携わっている。ほそぼそと作られている日本製のテレビはやはり長持ちする。そして、それだけに高価だ。

 若者のテレビ離れは加速している。それは、パソコンやスマホ、タブレットといったテレビという場所を取る家具ではないもので、リアルタイム視聴することができるから。自分にあったもので、自分の生活に合わせてテレビを見る。世界的にそんな風潮になってきている。そんな中で、韓国製のテレビが売れるのは、ズバリ「安いから」だ。お手頃価格。家具としてのテレビを必要としている世代は一定数「まだ」いる。アンテナをつないでいないのに、とりあえず、4K8K対応のテレビを「試しに」買って置く、コロナ禍においてのバブリーな人もいる。

 見るか見ないかわからないのに、さらに単なるインテリアという存在のテレビに、お金をかけるだろうか。だったら、安い韓国製で充分なのだ。

 そんな背景をまったく無視して、売れ行きだけで狂喜乱舞してもしかたあるまい。儲かるのは会社。またはそこに勤めている国民のごくごくわずか。世界のニーズ1位とりましたしか、お金が落ちてこない韓国人のプライドなのだ。実に、安っぽい自己満足である。

 (筆者はかつて、家電付きアパートに住んでいたことがあって、洗濯機が、SAMSUNGだった。遊びに来た友人が、天真爛漫な笑顔で、Gがあると、ん゛って踏ん張らなきゃならない発音の国なんだね~と言った。確かに、Gはいらない気がする)

【編集:fa】

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