ワールドのニュース

【コラム】やっぱり、金なのか、ウォン大好きか 韓国
配信日時:2022年5月29日 7時00分 [ ID:8083]

このエントリーをはてなブックマークに追加

写真をクリックすると次の写真に切り替わります。

韓国イメージ

 2022年5月、コロナ禍は終息の兆しすらない。このまま、インフルエンザのように定着し、年に何回か「お金を払って」ワクチンを打ち、人間界が変わっていくしかないのか。

 筆者はもともと超インドア、さらに田舎にいる。特にお出かけしなくても特に問題はない。ただ、ちょっと体調が悪い時に誰かいたらいいなとは思うが、それはそれで気を遣うからこの生活が嫌いではない。とにかくすべての言い訳がコロナ罹患したくないで済むから。まあ特異な人種であるのは認める。

 韓国で、このほどこんな調査が行われた。「孤独度」を調べたのだ。10人のうち3人の韓国人が、体調が悪い時に家事を頼む人がいない。…日本人だっていないよ、だから家政婦さんという職業があるのでは? 。

 さらに、10人のうち5人、人口の半分は、急にお金が必要な時に借りられる人がいない…二の句が継げない…。それは、とても普通のことだと思う。だから消費者金融業者が儲かり、もっともっと闇金が栄えるのではないか。無利子の誰かにたかろうと言うことを孤独って。

 つらかったり、憂鬱でも、10人に2人は打ち明ける相手すらいない…人は一人で生まれてきて、一人で死んでいくのだから、人生はそんなものだ。

 コロナ禍で家族や友人知人と会うことが少なくなった。それはコロナ禍だからか? その前からそんな人間関係だったのではないのか。直接会えないだけでなく、電話やメール・LINEをする相手もいない孤独な韓国人が増大している。

 高齢者でさらに一人暮らしだと、社会的孤独が起こり、メンタルを病む。その予防に、話し相手などの訪問サービスが必要だと国の研究員は危惧する。韓国には、高齢者介護サービスはないのか。と、話を置き換えるべきではない。

 急にお金が必要な時に、貸してくれる人がいないことが孤独と感じることの方が、パーセンテージが高い。話し相手、あるいは、カウンセラーはお金を貸してはくれない。仕事だから、逆にもらわないといけない。貸してもらわなければならないくらい大変な懐事情であれば、話し相手すら依頼できない。堂々巡りだ。

 もう、日本は、謝罪の意味での「お金貸して」には応じるべきではない。韓国にはとても有名な合言葉がある。「お前のものは俺のもの。俺のモノは俺のモノ」。貸した金は返ってなどこない。韓国人にとって本当の意味での孤独は、金に起因するからだ。

【執筆:fa】

ワールドの新着ニュース