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【コラム】販売数を上回る、賠償対象者が出るモヨウー韓国
配信日時:2022年7月3日 6時00分 [ ID:8166]
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2022年6月、韓国の裁判所から、韓国浄水器メーカーに賠償命令(消費者への告知が不十分)が出た。本来は体によい水を飲んでもらう目的で作られているはずの浄水器から、人体に有害なニッケル成分が検出されたからだ。
ニッケルの過剰摂取は、胃腸障害、赤血球レベルの上昇、腎臓ストレス、慢性気管支炎、肺機能の低下、場合によっては肺がんを引き起こす可能性がある。生きるために適度なニッケルは必要ではあるが、まさか入っていると想像もしない浄水器の水から体内に知らず知らずのうちに蓄積してく。今回の判決は製品の欠陥や人体への有害性は認めず、法的には、告知義務違反としての賠償命令にとどまった。
浄水器の製品アカウント1つあたり100万ウォン(約10万円)の賠償となった。
とりあえず、最初に告訴した消費者78人をはじめ、第2次、第3次原告団の513人にも支払わなければならない。本当にこれだけの人数なら、メーカーは、5910万円相当の支払いで済む。
10万円もらったとて、健康は取り戻すことはできないし、将来的に肺がん発症の恐怖感を持って生きなければならない。
この浄水器は、2015年に発売され、2016年には販売中止になり、回収されているようだ。製造数は、いくら韓国でもカウントしているだろうから、回収率がどのくらいなのか、それによって、賠償金はいくらぐらいなのか単純計算はできるだろう。
「転売しましたけど(あるいは、善意であげた)、その相手がそうしたかは謎です。でも半年ぐらいは飲んだので、夫は肺がんで亡くなったんです」が出ないこともない。
韓国裁判所の告知義務違反判決は間違ってはいない。しかし、10万円もらえるならば、これからも続々と被害者が増え、告訴するかもしれない。
メーカーの肩を持つわけではないけれど、日本に対する賠償金の執着心から見て、同胞だからと言って、はいそうですかと引き下がることはあるまい。相手の心が納得するまで謝り続ける=お金を出せが、韓国人なのだから。
【編集:fa】
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