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【コラム】同胞の危険についての注意喚起ー韓国
配信日時:2022年7月20日 12時00分 [ ID:8203]

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韓国イメージ

 日本。福岡市には、韓国の総領事館がある。その仕事の一つに、同胞(あるいは、韓国語=ハングルが読める人)に向けての情報提供もある。その提供のし方に、Twitterも含まれる。

 あの日。「韓国人を狙った、嫌韓犯罪にくれぐれも注意するように」と書き込みがあった。それに対して、抗議の書き込みが続き、当該書き込みは削除された。だが、ネット社会。魚拓が「撮られ」、セカンドレイプ状態で晒されている。

 あの日。筆者も瞬間思った。関東大震災の二の舞が起こらないようにと。けれど流言飛語は、ネット上を駆け巡った。けれど、当事者の経験が発表されると、流言飛語を積極的に飛ばしていた方々が黙った。

 「危険地域には、接近しないでください。危険を感じ、また危険な状況になったら、速やかに日本の警察並びに、領事館ご連絡ください」とも書かれている。これに過激に反応した人も少なからずいたのも事実。

 さらには、福岡は、元寇(蒙古襲来)の地。そこに領事館があるってことは、侵略してきたら、そこに暫定政府を置く気だなという…元寇っていつのことだよ! 韓国って国の時代には起こってね~よ! と突っ込みたくなる書き込みもあった。

 ちなみに元寇は、まず1274年に起こったとされている。約748年前に、書き込んだあんた生きていたのかよ! だ。ちなみに、「蒙古襲来の地」の碑は、東北の片田舎の寺にもある(もう日本全国にある、聖徳太子とか小野小町の墓と同じじゃないの? )。

 危険は、韓国人だけではない。日本人とて同じ。この地球にいる者は、いつも危険の中で、かろうじて生かされているだけだ。

 あの日。誰もが、明日、生きているのかを少なからず問うたはずだ。ハングルの呟きに過激に反応しなくてもいいじゃないか。蒙古より近い過去の流言飛語は、反省すべき事実なのだから。

【編集:fa】

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