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【コラム】日本でも政教分離はなされているのか(2)
配信日時:2022年12月9日 6時00分 [ ID:8533]

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日本の風景

 入院中に病院のベットの上で投票したご経験のある人はいないだろうか。選挙権。投票用紙に書く名前は、自由という権利の元、自己意思が優先されるべきである。

 入院中は、医師や看護師さんだけでなく、お掃除のおばちゃんや給食のおばちゃん、営繕の方や売店の方、いろんな人に出会う。特にお掃除のおばちゃんは、週に5日はゴミ箱チェックに来て下さる。初対面もなにも、最初から旧知のように接してくる。そして、投票前に言うのだ、「〇〇さんって絶対書いてね」。リップサービスで「当然ですよ」と答える。

 投票の際は、(病院によって違うと思われる)事務の方に、書いている名前をしっかり見られる。そして、封筒を二重にして渡す(だったと思います)。自由という権利はこの時点で守られないのだ。翌日、〇〇さんに入れていないことが、なぜかお掃除のおばちゃんにばれており、ゴミの回収はしてもらえない。「この裏切り者、神罰当たれ」とも言われる。

 これに関して似た例では、当該の投票所で、代理筆記をお願いして、「共産党」に入れようものなら、市役所の職員が投票所に響き渡る声で確認するのはなぜだろう…投票って自由な権利ではないのだなとここでも思う。

 母方の祖母の父親(曾祖父)の本家筋(戦後子供が生まれず、養子をもらったので、血縁関係はすでにない)から、3カ月でいいから、その党? 宗教? の新聞を取ってくれと言われた。本家がお金を払うからとのこと。そもそも若くして亡くなった曾祖父にすら会ったことない、さらに母は嫁に出ている。よく突き止めたなって感じで、この組み合わせで行ったら日本人全員親戚になるな~と。

 これが、人を救うを目的にした宗教の新聞の見出しか。ぶち殺せ、今こそ戦えなどなど戦時中のアジビラのよう。表紙を見ただけでげんなりして、配達をやめてもらった。その宗教的には、新聞販売店になることは、選挙時に、その地域の最前線になるということらしい(田舎でも都市部には、文化会館があるが)。新聞販売店になることは、選ばれた人らしい。こんなに物価の高い時代、新聞などネットで読むから、一番の節約の対象になる。だから、今は、販売店になったら最後自爆するしかないとも言われている。

 一番偉い人と髪型を似せて、一番偉い人が書いた(と言われる)自伝の登場人物の名前を子につける。一番偉い人は、年を超えると95歳。姿を近年見た者は、側近中の側近。国会議員でも会うことは叶わないだろう、叶わなくていいのか、政治と宗教は、日本国憲法において分離されているのだから。

 でも。あの宗教を信仰し、あの与党を支持している一般人で、幸せな人は見たことが、少なくとも、筆者はない。

【編集:fa】

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