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【フィリピン】ダバオ市長らが来日、ビジネスフォーラムを開催
配信日時:2023年4月26日 16時45分 [ ID:8871]

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クリスチャン・D・カンバヤ ダバオ市投資促進局担当課長 (2023年4月26日撮影) 駐日フィリピ大使館で「ダバオ 東京・ビジネスフォーラム」を開催

 2023年4月26日、フィリピン南部ミンダナオ島の中心都市であるダバオ市から、市長のセバスチャン・Z・ドゥテルテ氏をはじめとする政府関係者やビジネスパートナーら約30名の一行が来日し、駐日フィリピ大使館で「ダバオ 東京・ビジネスフォーラム」を開催した。

 このフォーラムは、フィリピン貿易投資センター東京、フィリピン観光省東京事務所、フィリピン農業省東京事務所、駐日フィリピン大使館の主催により、ダバオ市と日本のビジネス交流を促進することを目的としている。日英逐次通訳が付き、約100名の参加者が集まった。

 フォーラムでは、駐日フィリピン共和国特命全権大使のマイリーン・ガルシア・アルバーノ氏とダバオ市長のドゥテルテ氏が開会挨拶を行った。その後、ダバオ市 投資促進局担当課長 クリスチャン・D・カンバヤ氏が「ダバオ市における投資機会と投資インセンティブについて」、ダバオ市観光局長のジェニファー・ロメロ氏が「観光地としてのダバオ市の魅力について」の講演を行った。ダバオ市議会ベルナルド・アル-アグ議員が閉会挨拶を述べた後、参加者同士のネットワーキングや名刺交換が行われた。

 ダバオ市の人口は約145万人で、フィリピン第3位の都市。国際空港や港を持ち、フィリピン南部の政治・経済・文化の中心地。木材やバナナなどの農産物や加工品の輸出やコールセンター業務などのアウトソーシング先としても発展している。また、フィリピン最高峰のアポ山や猿食い大鷲などの希少な動植物、ドリアンやランなどの特産品、先住民族文化や伝統的な織物なども魅力的な観光資源となっている。

 このフォーラムは、ダバオ市と日本の間のビジネス関係を強化し、相互の理解と信頼を深めることを目指している。ダバオ市は日本にとって重要なパートナーであり、多くの日本企業がダバオ市に進出している。また、ダバオ市は日系人の多くが住む都市でもあり、日本との歴史的なつながりも深い。フォーラムでは、ダバオ市の投資環境や観光資源に関する最新の情報が提供され、参加者はダバオ市の魅力や可能性を知ることができた。今後もダバオ市と日本の間の交流や協力がさらに発展することが期待される。

【編集:LF】

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