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韓国「暗証番号トイレ」の番号流出、台湾SNS拡散で波紋
配信日時:2025年10月29日 23時45分 [ ID:10479]

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 日本のカフェとかで暗証番号で開けてもらって使うとこあるのでしょうかね。トイレの暗証番号で、今、韓国と台湾がもめている。韓国ソウルの飲食店やカフェでは、お金も払っていない人に使われるのは迷惑の手段なのか、暗証番号をお店から教えてもらう(あるいはお店の人に開けてもらう)ことではじめて、トイレが使えるようになっているという。

 ソウルだけじゃなく、江南や釜山、済州でも、暗証番号トイレは当たり前らしい。

 お店も慈善事業ではないし、カフェなどはそれでなくても、ワンドリンクで1日いて電源使い放題の方々にかかる経費がばかにならない。それ以上に排泄物のために汲み取りやら下水道の完備などもお金が出ていくだけのこと。
それなりの金額を使っていただかないと、トイレを使われるのは困るから、暗証番号でしか使わせないのはわからないでもない。

 それを台湾のSNSユーザーが、「無料トイレだよ」と暗証番号を公開し、拡散させてしまった。お店の許可は取っていないので、無断掲載。それは、営業妨害でもあり情報の盗用にも当たる。

 その他にも、暗証番号さえ知っていれば、女性一人が利用中でも戸を開けることもできる。つまり一番安全であってほしいトイレが、犯罪の現場になる可能性まである。
台湾のSNSユーザーがそこまで考えたかはわからないが、軽い気持ちで「みんなの便利」しかなかったら、それはそれで問題だ。
台湾で情報を受け取った側は、急にもよおしたときにありがたいやら観光客には実用的な情報だと賛辞している。

 日本はどこまでこのような状況下にあるかは謎だが、欧米ではトイレのアクセス制限として一般的になっているらしい。緊急の時こそ、お店の人に依頼して、礼儀を持って使わせてもらう必要性があるのだとする。

 中国人、日本人、についで、韓国を観光で訪れる台湾人は多い。人は排泄なしでは生きていけないので、悩ましい問題だ。

【編集:fa】

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