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済州島で自動車税滞納車96台を摘発! ポルシェ所有者も「7万円払えず」、贅沢と納税モラルの乖離
配信日時:2025年12月2日 7時00分 [ ID:10651]

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 韓国済州島で、96台の車が摘発された。取り締まりを行ったのは済州特別自治道税制担当官や自治警察団、済州市と西帰浦市税務課や車両管理課、交通行政課の21人。済州国際空港や不当、ワールドカップ競技場周辺や大型公営駐車場、ホテルなど、駐車された車が多く存在する場所で行われた。

 目的は自動車税滞納車や自動車定期検査未履行車、責任保険(自賠償保険)未加入車、スピード違反や駐停車違反(3万2000円)以上の罰金未納車の絞りだしだ。
その日一日で滞納総額682万円にものぼる96台が摘発された。このうち20台分の97万円はその場で徴収されている。持っている人は持っている。捕まらないから払わないだけなのだ。役所に行きたくないから、この場に来てもらって助かったという所有者もいたかもしれない。

 このエリア以外でナンバー登録をしていた滞納車は、内6台。ナンバープレートを外す措置が取られた。中でも、7万2000円ほどの自動車税を払わなかったポルシェの持ち主は、あわてて当該の税務課に行き、支払ったそうだ。7万円ほども払えない者が、ポルシェやBMWに乗る資格はないのだ…まだBMWの所有者は現れていない。

 それでも支払いそうにない持ち主もいる。摘発とは言うが、差し押さえられたのだ。このまま無視を決め込んだ場合、車は強制売却される。
廃車にする費用も手間も省けたとする韓国人なのか、外国人所有者なのか、世知辛い世の中いないとも限らない。そしてその車は、落札した者が費用をかけて修理しなければならない車かもしれない。

【編集:fa】

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