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安藤顧問 制度 が話題 令和の虎のグローバル起業家が伝える企業価値とは
配信日時:2025年12月5日 7時00分 [ ID:10678]

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実業家・安藤功一郎氏が率いる安藤組

 企業の「ゾンビ化」や後継者不足が構造的な課題として顕在化する日本経済において、企業価値マネジメントの重要性は、もはや上場企業に留まらない。東証の「100億円問題」が示す通り、中小企業こそが企業価値向上を経営の最優先事項としなければならない時代を迎えている。こうした中、実業家・安藤功一郎氏が率いる安藤組(東京都墨田区、代表取締役CEO、安藤功一郎)が提供する経営顧問サービス「安藤顧問」が、経営者の間で急速に存在感を高めている。

 安藤顧問の最大の特徴は、一般的な抽象的な助言に終わる顧問サービスとは一線を画し、企業価値・資金調達・EXIT(売却または上場)支援までをワンストップで提供する「実務型」の伴走支援にある。代表取締役CEOの安藤功一郎氏は、これまでに7〜8社のM&Aによる売却、上場企業での海外事業統括役員経験、そして海外6カ国以上での事業展開など、稀有な実務経験を持つ。また、ビジネス番組「令和の虎」で100社以上の事業評価に携わった経験から、事業の「本質的な価値」を見抜く確かな目を養っている。

 同氏が提唱するのは、「完全逆算型」のコンサルティングであり、その根幹は出口戦略から逆算する企業価値の再構築にある。顧問契約を結ぶ際、安藤氏はまず経営者に対し、「最終的に『売却』か『上場』のどちらを狙うのか」という「出口戦略」を問う。その出口から逆算し、KPI(重要業績評価指標)設計、財務指標の最適化、ROA/ROE(総資産利益率/株主資本利益率)の改善、採用戦略、ブランド価値向上まで、企業価値の全要素を再構築する。このEXITを基準とした設計は、企業価値の概念を深く理解しないまま経営を続ける中小企業に対し、極めて具体的な成長の指針を提供する。

 さらに安藤顧問は、多くの経営者が抱える「孤独」というリスクにも焦点を当てる。同氏は、「中小企業の社長は100%株主であることが多く、『裸の王様』になりやすい。誰にも本音を言えず、相談相手がいないことが最大のリスクだ」と指摘し、「裸の王様」を救うメンタリングと海外進出の安全ルートを提供する。顧問先からは「資金繰りの問題」、「社内の不祥事」、「人間関係のトラブル」など、社長しか知りえない切実な悩みが寄せられ、安藤氏は第三者の株主目線で冷静かつ具体的な判断軸を示しつつも、経営者の精神的な支えとなる。

 また、国際的な事業経験を背景としたアジア進出支援も大きな柱だ。安藤氏はベトナム、タイ、マレーシア、上海、台湾などASEANでの多数の現地法人運営経験を活かし、進出支援を提供する。これはいい加減な現地パートナーによるトラブルや、法外な費用の請求、進出後の放置といった「海外進出失敗」が後を絶たない日本の中小企業にとって、極めて重要な支援となる。安藤氏は「日本企業が不当に搾取されないよう、『正しい進出ルート』を構築したい」と述べ、トラブルの多い海外事業を実務で導くことで、日本企業の国際競争力強化に貢献する姿勢を鮮明にしている。

 安藤組は、経営コンサルティング、投資(CVC)、M&A仲介、収益不動産事業、東南アジア進出コンサルティング事業を展開し、経営者を多角的に支援している。同社は、月額55万円という顧問料を設定しながらも、安藤氏自身が「顧問料の最低3倍以上の価値」を追求し、それを返すことをコミットしている。実際、顧問先の中には売上・利益が急伸し、企業価値が1年で数億円向上した事例も確認されている。

 中小企業経営者の多くはがPLやBSなど財務知識が乏しく、自社の「時価総額」を知らないまま経営されているという現状において、安藤顧問は、まさにその欠けていた経営インフラを提供する存在だ。本物の実務経験と、EXIT基準、そして海外の生きた知見を組み合わせた同社のサービスは、本気で企業価値向上を目指す経営者にとって、新しい「最後の相談相手」となり得るだろう。

URL https://ando-group.co.jp/

【編集:Y.U】

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