ワールドのニュース

タバコで買収? 北朝鮮に潜入した台湾人YouTuber、禁断の豪華接待と監視の実態
配信日時:2025年12月28日 7時00分 [ ID:10757]

このエントリーをはてなブックマークに追加

写真をクリックすると次の写真に切り替わります。

イメージ

 台湾のユーチューバーの快挙だ! 。
北朝鮮の首都と思われる平壌で、高級施設などの動画を撮ってきたのだ。

 タイトルは「世界で最も神秘な国」…間違ってはいない。台湾人学生8人で、北朝鮮の国営旅行社を通じてツアーに参加して、潜入成功。

 今の緊張状態の中、中国は北京から丹東に移動し、北朝鮮入国通行証を獲得した。国際列車を使って、まんまと北朝鮮に入国した。ただ、新義州での入国審査には4時間かかった。用心深い国である。
列車内では、北朝鮮の係員が荷物を隅から隅までチェックされ、書籍やタバコ、記録媒体の厳しく調査されたが、その様子もちゃんと隠し撮りしていた。4時間の審査で済んだのは、お土産として、タバコを渡したから。これはネットの事前情報通りだった。

 平壌に到着後、ガイドが2人びっちり着いた。自由行動は厳禁。住民との接触も禁止。撮影したものは、最後の最後の検査が、再検査までに及ぶ。

 高級レストランが用意され、広い店内にはツアー一行しかいない。北朝鮮の民族衣装を着た3人の女性スタッフが「朝鮮労働党」を讃える歌を歌いながら、歓迎パフォーマンスを行った。

 泊ったソサンホテルは、三代に渡る将軍様も泊ったといわれるところ。実に豪華で、眺めも素晴らしい、贅沢な場所だ。
3階にはプールやサウナ、マッサージ設備、韓国カラオケメーカーの最大手のカラオケルームもあった。カラオケルームはタダではなく、1時間約2300円ほどを支払わなければならないが、ここもまた女性スタッフの「パンガプスムニダ(お会いできて光栄です)」という歌付き。その映像も収められている。

 西浦の西海閘門や万景台にあるおじいちゃま金日成生家などを見学して、収められている。
まるで1980年代で時が止まったように見える映像が、台湾から全世界に発信されている。生きて帰れて、よかったな。

【編集:fa】

ワールドの新着ニュース