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橘享平氏、脳の反応から導く手技を体系化 「回復を邪魔しない」整体で身体本来の力を引き出す
配信日時:2026年1月5日 10時00分 [ ID:10779]

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 千葉県我孫子市で「ゆあ整体院」を営む橘享平(たちばな・ゆきなり)氏は、国家資格である鍼灸あん摩マッサージ指圧師として25年のキャリアを誇る施術家だ。中国・韓国への留学や国内の多種多様な師からの学びを経て確立されたその手法は、「身体が本来持つ、健やかになろうとする力を邪魔しない」という独自の思想に基づいている。

 橘氏の施術は、脳の反応を重視した独自の検査から始まる。バキバキと音を鳴らすような強い刺激は、脳が「恐怖」と捉えて防衛反応を起こし、かえって回復を妨げてしまうとの考えから、乳幼児から高齢者まで安心して受けられるソフトな手技を徹底する。その結果、どこへ行っても変化を感じられなかったという相談者からも驚きの声が相次ぎ、現在では初診者の約98%が身体の変化を実感、93%がその場で次回の予約を希望するという高い信頼を得ている。

 橘氏は身体の仕組みを「木」に例える。枯れかけた葉(気になる箇所)だけを見るのではなく、根や土(身体の土台)を整えることで全体の状態を底上げしていく。この、かつては「職人の勘」として属人化しがちだった高度な技術を、橘氏は誰もが再現できる手順書として体系化した。技術を自分一人のものにせず、社会全体の財産として次世代へ手渡したいという想いがあるからだ。

 現在、この技術を学ぶ教育プログラムには、プロの施術家だけでなく、子育て中の母親や会社員など、これまで人の身体に触れたことのない一般の方々も数多く参加している。9カ月の講習を終えた修了生は、一流の競輪選手のコンディション調整を任されるほどの確かな技術を習得。実際に、多くの選手が自己記録を更新するなど、スポーツ界からも大きな注目を集めている。

 「特別な才能がなくても、身体を観察する正しい方法を知れば、大切な人の健康をサポートできる」と語る橘氏。その活動は国内に留まらず、将来的には海外のストリートチルドレンへ技術を伝え、自立を支援する構想も進めている。これまでの常識にとらわれず、諦めていた悩みに寄り添い続ける橘氏の手法は、健やかな暮らしを支える新たな知恵として、今、多くの人の手を通じて広がりを見せている。

【編集:Y.U】

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