TODAY 2025年1月15日
ワールドのニュース
北朝鮮・外貨獲得作戦「秋の平壌マラソン」ー決定が遅すぎると旅行会社困惑
配信日時:2017年9月2日 16時00分 [ ID:4556]
写真をクリックすると次の写真に切り替わります。
2017年9月2日、制裁が強化される中、北朝鮮は予定していた大同江ビール祭りや元山航空ショーなどの大型イベントを中止したり、突如、秋の平壌マラソン開催発表したりしてしる。それに振り回されているのは北朝鮮ツアーを手配する代理店だ。
ある代理店は「今月末に行われる予定だった、元山航空ショーへ参加予定だった人への、返金手続きをしていました。突然発表された、10月22日の秋の平壌マラソンについては、時間的に厳しいのでツアーは組めません」と言う。
来年春の平壌マラソン参加を考えている都内のアマチュアランナーへ話しを聞くと「フルマラソンを走るなら準備に最低でも3カ月は必要で、私のような会社員の場合は有給も申請しないといけないので、遅くても半年前から動かないと間に合いませんね」とアマチュアランナーの事情を語る。
「秋の平壌マラソンは中国人ランナーの参加を意識しているのでしょう。外国人全体から見ると中国人ランナーの割合はまだ1割ほどなんですが、中国は空前のマラソンブームで各地で大会が次々と開かれています。中国の代表的なマラソン大会に北京マラソンがあるのですが、例年は10月に開催されているのが今年は9月17日に開催されるため『被らない』と判断して10月22日開催になったのではないでしょうか?」(中国・北京の旅行会社関係者)
今年の北京マラソンは、10月18日から中国共産党の5年に1度の党大会が開催れる影響で9月にシフトしたという。
「準備不足の人や初心者でも気軽に走れるようにと新しく5キロメートルコースを設けて1人でも参加者を集めようとしているのではないでしょうか?」(前出のアマチュアランナーへ)
春の大会と同じく外国人が1000人以上に集まったとして、大会後の飲むビールは足るのであろうかは余計な心配か。
【執筆:中野 鷹】
|
|
<< 関連記事 >>
ワールドの新着ニュース
人気ニュースランキング
[ ワールド ]
中国製のダウンジャケット(素材は廃棄した毛を含む)は買わないで
チェジュ航空、着陸失敗・179人死亡の大惨事ー炎上爆発のコンクリート壁を盛り土と誤認か
【コラム】だから何回も言っているだろう! 認められてないんだってー韓国
その他の国の最新ニュース
タイ [ 2024年12月13日 10時00分 ]
ベトナム [ 2024年8月7日 12時00分 ]
ミャンマー・カンボジア [ 2022年4月3日 19時30分 ]
ラオス [ 2023年8月16日 17時00分 ]
国連・SDGs [ 2024年10月6日 12時00分 ]
マレーシア・シンガポール [ 2025年1月15日 12時15分 ]
インドネシア [ 2024年1月17日 11時00分 ]
インド [ 2023年6月12日 8時00分 ]
フィリピン [ 2025年1月9日 10時00分 ]