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急成長している・格安ホテルブランド「レッドドアーズ」Red Doorz! -トラブル多発で、お手上げ
配信日時:2020年1月7日 6時30分 [ ID:6065]

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「レッドドアーズ」Red Doorz 針金がムキ出しの危険なルームキー(2019年12月28日撮影)

 2020年1月、ビッグデータを駆使して東南アジアで急成長しているホテルチェーン「レッドドアーズ」Red Doorz。2015年にインドネシアで創業し、現在はシンガポールに本部を置く。インドネシアやシンガポール、フィリピン、ベトナムで拡大中だ。既存の独立系ホテルをブランドに加盟させ、スタッフに各種のホテル運営スキルを学ばせ、サービスレベルを高める計画だったが、ほころびが目立つ。

 ホテルズドットコムなどで予約をすると、WEBチェックインを勧めるメールが届く。フロントでの待ち時間を軽減する狙いだと言う。

 ここまでは、順調なのだが、加盟しているホテルの中には、低レベルの経営者とスタッフで運営するお粗末なホテルも含まれているので、十分な注意が必要だ。

 ある地方都市の「レッドドアーズ」では、セミダブルベッドをクイーンサーズベッドと表記。便座の無いトイレをデザインだと言い張る。ルームキーは針金がムキ出しになっており危険だ。エアコンフィルターの清掃は怠っており、フロント係に伝えても改善されない。客室でWiFiを使用することも出来ない。また、午後2時からのチェックインタイムになっても、客室の準備は整っておらず1時間待たされる、バスタオルをリクエストしても3時間待ちで入室後すぐにシャワーも使用できない。フロントスタッフも経営者もホテルマンとしての基礎も資質も無いため、お手上げの状態だ。

 「レッドドアーズ」ブランドのホテルは、他のチェーンに比べトラブル率が高いのが特徴だ。予約サイト・ホテルズドットコムによると、何度電話をかけてもホテルに繋がらないと事実確認にも戸惑うレベルだ。悪評が口コミで広がっている。

【編集:RL】

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