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世界中が中国に支配される日も近いか! 中国共産党・創立100周年
配信日時:2021年7月2日 5時00分 [ ID:7198]
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2021年7月、華僑という言葉を聞いただけで、「あ、中国のお金持ちだな」と思う。世界中に華僑がいて、日本にももちろんいる。残念ながら、筆者は、本物の華僑にも、偽物(いるのか? )にも会ったことはなくて、実態は知らない。ただ、多くの華僑が、故郷のことを思っているし、その上でその国、その土地の人間になろうと努力しているイメージはある(中国のお隣の南の方々は、永久に自国民を貫くけれど)。
かつて、中国の国家主席が「数千万人の中国人が海外で暮らしている。彼らは全員中国の家族である。彼らの身体には中国人の血が流れている。彼らは祖国を忘れない」と語った。168カ国の国に、約8700万人の華僑がいると言われている。中国政府はそれを「ソフトパワー蜂起」と位置している。
そもそも華僑に対する中国政府のスタンスは「最大限現地文化に適応すること。しっかりとその地に根を下ろす」だった。移り住んだ土地で市民権や国籍を得られるように、また地域社会に統合するようにということを推奨してきた。それは、中国四千年の礼の教えから来ていると推測できる。だから、商売しても、繁盛し、その地域の名士として受け入れられてきたのだ。
しかし、21世紀に入ってからは、「本来のルーツを忘れるな」。中国人のアイデンティティを失うことなく、愛国心を持ち続けろ! にかわってきた。
シンガポールなどは、華僑人口が70%だ…つまり、中国人がその気になれば、簡単に乗っ取れるということになる。恐ろしい話だ。東南アジア各国では、反中感情の高まりがある。インドネシアでは反中がしばしば起きている。マレーシアでは、中国企業の不買運動が広がっている。庶民が現地人で、富裕層が華僑という住みわけの国ほど、反中だ。
筆者が知っている華僑の方は、中国本土の方ではなく台湾の方だ。日本を愛し、日本に骨をうずめたいと願っている。その方は、震災の時もいち早く東北のために支援してくださった。それでも、日本人が些細な贈り物を台湾にした際は、一般人に過ぎない筆者にも礼を言う。華僑の方って、優しいというイメージがある。
けれど、これからは、中国人の華僑の方を見たら、政府の密命を受けていると思わなければならない。そんな事態が、今、世界中で起きている。地球征服を、今の中国政府は狙っているのだろうか…。
【編集:fa】
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