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【コラム】なぜ、上級国民だけ許されるのかな! 韓国
配信日時:2021年9月28日 6時00分 [ ID:7489]

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韓国のイメージ

 2021年9月。コロナ禍、真っ最中。韓国では、自営業者の自殺が多発している。コロナ禍も、自殺者の増加も、韓国だけではなく、各国共通の問題であることには違いない。今はそんな時代だ。

 どこの国も、コロナ前の生活を続けているのは、上級国民と呼ばれる一握りであり、上級国民は空きベッドなどないはずの病院、しかも特別個室に「不祥事」という名の病気で入院出来たりもする。

 また、上級国民が寿命で亡くなっても、大きなホテルで「偲ぶ会」なども行われているのも現実。

 韓国では、自殺した自営業者のために、その関係者を含む国民が、合同祭壇を設置しようとした。しかし、警察が阻止した。昨年自殺した前ソウル市長や統一問題研究所所長の祭壇は許されたのに。まあ、どちらも、韓国の上級国民だからだ。

 自殺者の祭壇は、国会議事堂駅1番出口付近に作られる予定だった。警察官数百人が投入されて、場所は開け渡しされなかった。それどころか、警察の車両が、祭壇に供える花の配送業者の車の前後を挟み、前進も後進もさせなかった。車に乗せていた菊は、しおれたそうだ。3時間で約700万ウォン(約65万円)の損失だと業者は嘆く。

 今のところ祭壇設置は阻止されている。100歩譲って、祭壇には不特定多数の人が訪れ、花や飲み物、食べ物を供える。日本でもそうだが、設置はしたものの、腐っていく花や食べ物を管理する設置者は少ない。結局は警察か行政がその後処理をする。それの手間を阻止したと考えられなくもない。また、韓国の花業者だから、管理もされない祭壇に1時間~3時間車の中に放置してしおれるような菊を持ってくるとも考えられない事もない。

 しかし、だ。上級国民は許されていることが多い。庶民が許されないのは、韓国だって同じだ。
祭壇が、コロナ感染を加速させるのだろうか。

 日本でも新しい総理大臣が生まれようとしている、なにごともない平時のように。韓国もまた来年の大統領選のための動きがスピードをあげている。上級国民は、やはりどこの国でも、選ばれた人なのだろうか。

【編集:fa】

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