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【コラム】子どもを、つけあがらせるな…なんて言ったらヤバイか 中国
配信日時:2022年5月7日 6時00分 [ ID:7999]
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2022年4月。そこかしこに「すっぴん」の新幼稚園児、新小学生、新中学生の瑞々しい笑顔が溢れている新しい季節だ。
それでも、小学校に入学したからよりかわいくと、親にパーマをかけさせられ、クルクルのカールで膨らんだ頭に黄色い帽子で、悲しい顔をした女の子の姿も見かけることもある。その年代その年代にふさわしい髪形や見かけというものがあって、STEPを踏んで人はきれいになるものなのにと思う。
日本の小学生が読む、いわゆる「小学〇年生」シリーズでも、ミニ化粧品が付録につく世の中になってどのくらい経つだろう。
中国でも、そんな風潮が過度になっている。近年、顔の善し悪しが恋愛や人間関係を左右するという考えが主流になってきた。就職にも如実に影響し、それは収入差で判明する。化粧や美容、フィットネスやファッションを含めて「顔面偏差値」を司るものとし、低年齢層の化粧が奨励されている。
0歳から14歳の人口は、約2億5000万人いる。子供向け市場は、巨大なマーケットだ。この中の5000万人の子供が化粧を施している。SNS上で加工するのではなく、きちんとメイクした上で加工をしている…本当の顔なんてわからない。
もちろん、安価で粗悪な化合物を使った香粧品も多く出回っており、根気強く皮膚科に通ってもダメージをうけた肌が回復せずに大人になってしまうケースもある。政府も重い腰を上げ2022年1月1日より「子供用化粧品の監督と管理に関する規定」が公布された。粗悪品は、化粧品としての認可を取らず、おもちゃとして作られ販売される。
それでも、大人が買い与えなければ化粧品を子どもが入手するのは困難だ、年少であればあるほど。さらにそのような情報をセーブすることも大人ならできる。逆に大人が、責任を持って子供を育てる意味合いの中に、年齢相応もあるはずだ。大人になって化粧美人になれば「顔面偏差値」は、間に合うのではないか。
子どもは素肌がきれい。それだけで「偏差値」は高い。どこかの国の大学進学のためには、まず整形もいかがなものかだが、中国だからこそ素肌を大切に教育ができると思うのだが。
【編集:fa】
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