TODAY 2025年12月15日
ワールドのニュース
【コラム】みんなでサイクリングと言えば、中国!
配信日時:2022年12月6日 6時00分 [ ID:8518]
写真をクリックすると次の写真に切り替わります。
東日本大震災直後、ガソリンの供給が一時的にストップした。道を歩いていると、漕ぎ慣れていない自転車の集団を見かけるようになった(ジャスコで中古を7000円で売っていたようだ)。
「ここは、日本か?」。一瞬頭をよぎった。あれから、11年9か月、その場しのぎで買った自転車をみなさんどうしているのだろうか。
さて。近代化激しい中国。それでも地球環境への配慮、脱酸素を目指して、自転車を利用する「低速交通」が推奨されている。
環状道路の五環路内にある、幅12メートル以上の道路すべてに自転車専用レーンを設けると言うのだ。
すでに北京市では、2019年から「自転車高速道路」と呼ばれる全長6.5キロの無料自転車専用車線も存在する。そこは、日本のように曖昧な自転車レーンではなく、歩行者や電動自転車は進入禁止だ。信号もない、どこまでも漕いでいける。ポイントポイントには、トイレもあれば空気入れも備え付けてある。自販機をズラっと揃えたサービスエリアまである。本気で自転車を愛する者たちにとっては、車や地下鉄よりも早く移動できる。雨や雪? 、そんなものには、カッパがあるではないか。
夜はライトアップのサービスもある。1日平均4000人から6000人が利用していると言う。
北京市に習い、中国各地に似たような高速自転車ゾーンが設置されている。
車だとうっかり通りすぎる。歩くと足元の季節ごとの草花に気が付くが…自転車は両方にない高さに自分の身体を置くことができる。自分のペースで走ることができる。また自転車マニアは、スポーツ車だけではなく、ママチャリであってもカスタマイズして唯一無二にしていたりする。専用ゾーンで出会う同好の士たちはそれに気づいてくれる。話も弾む。また、「サイクリングフレンドリー」という駐輪やトイレの使用、水の提供もしてくれる店舗もできたそうだ。
そう、昔の幻想かもしれないが…人民服を着た中国人が、車なんかあっちに行けとばかり自転車で大通りを走る。それこそが、ザ・中国。
日本でも、とても曖昧な自転車ゾーンはある。ただ、走ってなくても跨いでいれば自転車に乗っているとされ車と同じ罰則(保険割合)で、跨がずに引いていれば歩行者になる。またその判断はその道路を管轄する警察によっても、担当する警察官の判断でも違う。
日本にも、自転車高速道路ができればいいな~過疎化の進む地方にこそ…。
【編集:fa】
|
|
|
|
ワールドの新着ニュース
偽スタバ「ミレリザーブ」で横行するラブブ取引と、コーヒー一杯が買えない北朝鮮人民の深すぎる格差
[ 2025年12月15日 9時00分 ]
「K」が意味するは韓国にあらず! A型インフルエンザと新型コロナの猛威とワクチン依存でアジアが危機
[ 2025年12月14日 9時00分 ]
なぜ日本のメディアは中国に「ダンマリ」なのか? ――「支局閉鎖」というリアルな恐怖と、情報戦での敗北
[ 2025年12月13日 7時00分 ]
NX台湾、植樹・資源回収で環境保全に貢献 「CSRグリーンアクションデー」に社員と家族100名が参加
[ 2025年12月11日 14時45分 ]
【中国不動産】「路上でマンション叩き売り」の衝撃 狼狽売りが招く“日本化”の悪夢
[ 2025年12月11日 10時30分 ]
手間なし韓国米! 新潟式「二合パック」で実現した一人暮らしの革命とギフト戦略
[ 2025年12月11日 10時00分 ]
韓国の国技テコンドーがカナダで日本の忍者に! 起源論争に火をつけた「まさかの誤報」の真相
[ 2025年12月11日 9時00分 ]
年明け奈良で日韓会談、李大統領と高市首相結束へ。米中とも通じる韓国「全方位外交」のしたたかさ
[ 2025年12月11日 8時00分 ]
人気ニュースランキング
[ ワールド ]
緊迫する日中関係の行方、台湾有事を巡る応酬と中国孤立の可能性
韓国社会に潜む「闇」、若者狙う海外監禁詐欺、年間7万人超が失踪…政策の隙間で広がる犯罪
プライオリティパス 成田空港の、肉料理 やきすき やんま・ぼてぢゅう屋台、利用ルール改訂
その他の国の最新ニュース
タイ [ 2025年12月15日 8時00分 ]
ベトナム [ 2025年10月12日 10時30分 ]
ミャンマー・カンボジア [ 2025年11月13日 7時00分 ]
ラオス [ 2025年12月11日 12時15分 ]
国連・SDGs [ 2025年12月15日 7時00分 ]
マレーシア・シンガポール [ 2025年12月8日 14時30分 ]
インドネシア [ 2024年1月17日 11時00分 ]
インド [ 2025年10月24日 16時30分 ]
フィリピン [ 2025年12月8日 12時15分 ]