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【コラム】牛乳の値上げ問題・韓国
配信日時:2023年8月21日 7時00分 [ ID:9151]
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牛乳、高くなったような気がする、卵以上に(卵はもうすぐ落ち着くとか情報あり)。調整牛はまだ100円以内で購入できるが、牛乳と書かれた本物は、税別が100円台でもレジに行くと200円台になる。ごくごく飲めない。よくSNSで、牛乳が余っているから助けて! というのを見かけるが、余っているからと言って安くはならない。
牛乳の値上がりは日本だけではなく、韓国でも起こっている。まもなく1Lパック300円時代に入るという(日本でも追随が想定できる)。韓国では近年牛乳の消費量が持続的に減少している。だいたい年間平均で、一人1Lパック27本ぐらい飲む統計がでているが、最新の調査ではそこから2本減った。4人家族で8本。些細な数かもしれないが、人口で換算すると、かなりの量になる。
乳牛を育てて居る農家は、飼料などの値上がりに頭を悩ませている。日本の農協の酪農部にあたるところとの交渉はあまりうまくいっておらず…じゃあ、なぜ値上がりをするのかというと、牛乳工場の稼働費や人件費など牛乳メーカー側の理由だ。酪農家が少しでも潤う値上げならば人として納得もできるが、それって、中抜きではないか。
牛乳が値上がりすれば、チーズやバター、アイスクリームなど、牛乳を原料にしたものも値上がりをする。ブラックで飲む人は何の関係がと思うかもしれないが、カフェチェーン店でラテやオーレやコーヒー牛乳などが値上がりし、ついでにブラックも上がるという仕組みだ。
骨を強くしよう、背が伸びるようになどということにイコール牛乳を飲むがイメージされるが。牛乳とは、牛の乳であり、子牛のためにはその機能を存分に発揮するだろうが…人間にとっては、動物の体液なのだ。更年期に入った女性は、骨粗鬆症になりやすいが、牛乳よりも豆・大豆食の方が推奨される。つまり、骨を強く背を高くするためには、出産してずっと人乳を出し続ける女性の存在(いないがな)が必要。
高値になればなるほど、買い控えが起こる。とても悩ましい問題だ。牛乳の産直量り売りみたいな「うちの牛乳は安いし安全だぞ」はないものだろうか。
【編集:fa】
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