ワールドのニュース

日本の学校給食よりは豪華だなと思ったりして-韓国
配信日時:2024年6月14日 12時00分 [ ID:9758]

このエントリーをはてなブックマークに追加

写真をクリックすると次の写真に切り替わります。

イメージ

 PTAは、強制ではなく任意団体だ。でも、入らないと言えない保護者たちが入り個人の主張ではなく団体の主張を述べる…また、地域の議員になりたいおじ様方は、PTA会長の役職を目指す。おそらく、韓国でも同じような存在であると思う。

 ソウルのとある中学校で「給食が粗末だ!」と保護者が怒りまくっている。「うちの子はいつから乞食児童になったのか」…乞食は違うだろう、時間になったら給食が提供されるのであれば。
大根のキムチであるカクテキと豚の腸詰(スンデ=ソーセージと思われる)炒めの副菜2皿だけだと怒っているのだ。その他にも白飯と汁物(具だくさん)、牛乳と思われるものもある。これのどこが乞食給食なのだろうか。
…昭和の日本の給食は、カレーと茹で卵、パンと牛乳だったような。好き嫌いなく食べなさいと言われ、誰も残さなかったけどな。これも乞食給食なわけ、あ、キムチがないから乞食じゃないのか? (乞食乞食って、本物の乞食さんに申し訳ない)。

 この中学校の給食室には、二人の調理員しかいない。二人が1000人分の給食を作っている。調理員不足が、この粗末なメニューの原因だと保護者達は決めつけ、教育委員会は調理員を増員する求人広告を出すという流れになっている。

 ただそれでは解決しない気がするのは日本人だからか。好き嫌いはもちろんのことアレルギー問題など1人1人の生徒に合わせる給食というのはもう時代的に無理なのかもしれない。乞食給食というなら、そうでないお弁当を親が持たせればいい話ではないか。すると給食費を払わなくていい(日本でこの案は、貧困のため給食費無料はありでも、食費が増すので給食提供がないはあり得ないと大騒ぎするだろう)。

 そもそも、幼稚園から、各種キムチの組み合わせで給食メニューを食べさせている韓国。味がわかって「こんなもの食べられるか」的になる中学生になったら、まずいキムチも美味しくない他のメニューも食べない。だから、家庭の味お弁当だと思うのだが。

…日本の給食は、もっと粗末ですよ、ご参考までに。

【編集:fa】

ワールドの新着ニュース