TODAY 2026年2月23日
フィリピンのニュース
ダバオの「レチョン」に舌鼓 祝祭に欠かせぬ豚の丸焼き 絶妙な塩加減とパリパリの皮
配信日時:2025年10月24日 7時45分 [ ID:10468]
写真をクリックすると次の写真に切り替わります。
2025年10月、フィリピンの「国民食」とも言われる豚の丸焼き「レチョン」は、祝い事には欠かせない至高のご馳走だ。ミンダナオ島の中心都市ダバオでも、その文化は深く根付いており、市内にはレチョン専門店が軒を連ねる。ある老舗店で供されるレチョンは、その絶妙な塩加減と焼き加減から、地元住民のみならず観光客をも魅了している。
レチョンは、子豚や中くらいの豚を一頭丸ごと、炭火で数時間かけてじっくりと焼き上げる豪快な料理である。その調理法はシンプルながら奥深く、最も重要な要素は、何と言っても「皮」のパリパリとした食感だ。
ダバオ市内の人気店「ディンプルズ・レチョン・ハウス」では、店の外に設置されたガラスケース越しに、こんがりと焼き上げられた巨大なレチョンが鎮座し、道行く人々の食欲をそそる。その見事な飴色の皮は、まさに芸術品だ。
店内で供されるレチョンは、1キロあたり800ペソ(約2000円)という価格帯で、地元の食卓を支える存在となっている。一口頬張ると、まずパリパリ、サクサクとした皮の心地よい歯ごたえが広がり、直後に、じっくりと火が通った肉のジューシーな旨みが溢れ出す。
「この店のレチョンは、セブやマニラのものと比べて、塩加減が本当に絶妙なんです」と常連客の一人は評価する。「ソースをつけなくても十分に美味しく、豚肉本来の風味を味わえる」と、その味へのこだわりを絶賛する。
フィリピンのレチョンは、地域によって特色があり、セブ島のものは塩味が強く、ダバオのものはよりマイルドで、日本人にも親しみやすいと言われる。同店では、レチョンの他にも、炭火で焼かれた「レチョン・マノック」(焼き鳥)や、「ルンピア」(春巻き)、「アドボ」(煮込み料理)など、フィリピンの日常的な惣菜も豊富に並べられ、食文化の多様性を示している。
フィリピンの「レチョン」は、単なる料理ではなく、家族や隣人との絆を深め、人生の節目を祝うための「祭りの象徴」である。経済発展が進むダバオにおいても、この伝統的な食文化は未来へと受け継がれていく。
【編集:LN】
|
|
|
|
<< 関連記事 >>
フィリピンの新着ニュース
フィリピン当局、アンヘレスで日本人3人含む詐欺容疑者4人を逮捕 日本大使館の情報提供が発端
[ 2026年2月22日 5時15分 ]
ミンダナオ島豪雨、死者20人に拡大 避難4.5万人超 救援阻む道路寸断と夜間の土砂崩れ
[ 2026年2月20日 20時45分 ]
人気ニュースランキング
[ フィリピン ]
フィリピン南部フェリー沈没、15人死亡・43人不明・日本建造の老朽船、運航会社は過去にも惨事繰り返す
【マクタン・セブ空港】着陸に失敗・オーバーランした大韓航空エアバスA330型機の残骸撤去されず
台風2号がミンダナオ島直撃、川氾濫で車流失 セブ便に影響 2月発生は5年ぶり
その他の国の最新ニュース
タイ [ 2026年2月10日 6時30分 ]
ベトナム [ 2026年1月30日 14時15分 ]
ミャンマー・カンボジア [ 2026年2月11日 8時00分 ]
ラオス [ 2026年1月22日 20時00分 ]
国連・SDGs [ 2026年2月18日 12時00分 ]
マレーシア・シンガポール [ 2026年2月12日 16時00分 ]
インドネシア [ 2024年1月17日 11時00分 ]
インド [ 2026年1月27日 19時30分 ]
ワールド [ 2026年2月23日 8時00分 ]