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セブ空港で「ドライマンゴー」が最強の健康土産として再注目される理由
配信日時:2025年11月26日 9時00分 [ ID:10621]

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マクタン・セブ国際空港(2025年11月撮影)

 「リゾート・エアポート」の名にふさわしい開放的な木造アーチが特徴のマクタン・セブ国際空港。その国際線出発ロビーで、帰国直前の旅行者たちが次々と買い物かごに入れているのが、フィリピン土産の代名詞「ドライマンゴー」だ。単なる定番のお菓子としてだけでなく、近年はその高い健康・美容効果から「罪悪感のないおやつ(ギルトフリー・スナック)」として再評価され、爆発的な人気を博している。

 南国の太陽を浴びて育ったマンゴーを凝縮したこの商品は、まさに栄養の宝庫だ。特筆すべきは豊富な「食物繊維」と「βカロテン」。食物繊維は整腸作用を促し、旅先で乱れがちな食生活をサポートする。また、体内でビタミンAに変換されるβカロテンは、強力な抗酸化作用を持ち、紫外線が強いリゾート地でダメージを受けた肌のケアにも最適だ。さらに、むくみ予防に効果的なカリウムも含まれており、長時間フライトの前後に摂取する栄養素としても理にかなっている。

 空港内のショップには、定番のプレーンタイプに加え、チョコレート掛けやスパイシー味などバリエーションも豊富に並ぶ。生のフルーツと違い検疫の心配がなく、軽量で日持ちもするため、職場や友人への「バラマキ土産」としても極めて優秀だ。

 甘美な味わいと、体に嬉しい機能性。セブの旅の締めくくりに、自分への健康投資として、そして大切な人への贈り物として、空港でドライマンゴーを手に取らない手はないだろう。

【編集:EULA】

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