フィリピンのニュース

【フィリピン台風22号被災】ラプラプ市バサックでの電力復旧工事
配信日時:2022年1月27日 21時00分 [ ID:7802]

このエントリーをはてなブックマークに追加

写真をクリックすると次の写真に切り替わります。

ラプラプ市バサックでの電力復旧工事(フィリピン・アクテブシニア日本人の集い「木曜会」尾田慎二さん、2022年1月27日撮影)

 2022年1月27日、マクタン島在住の尾田慎二さんは「マクタン島ラプラプ市バサック地域では、電力の復旧工事が進んでいます。道路沿いの電線工事を優先しており、各家への引き込み電線は未だ先になりそうです。ラプラプ市ババックに住む日本人宅ではPLDT回線(電話やインターネット有線)が今日やっと繋がりました。電気も復旧している場所もあります。

 マクタン島では、生活用水の公営水道が止まっている地域が多いです。井戸水のある地域は、手押しポンプで汲み上げています。手押しポンプ設備の無い地域では、給水車(タンクローリー)から、生活用水を購入しています。また、一時危機的だった飲料水の心配は減りました」と伝えている。

 非常に強い台風22号(2021年12月16日)が、フィリピンを直撃して1ヵ月以上経過した。多くの地域で、停電が続く悲惨な状況だ。携帯電話も不安定。飲料水の確保が困難な状況だ。多くの支援団体が活動し、被災者の救済に乗り出している。また日本政府は2022年1月14日、1,300万ドル(約14億400万円)の緊急無償資金協力を国際機関を通して実施することを決定している。


【編集:Eula Casinillo】

フィリピンの新着ニュース