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【山口 理津子 夏散歩】NPOハロハロ、フィリピンと国際協力NGOで、手工芸、少額資金融資、教育など
配信日時:2023年9月12日 19時15分 [ ID:9204]
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フィリピンの文化でもある伝統療法「ヒロット」を広めたい。ヒロット インストラクターの山口理津子です。
今回は、セブ・ボホール・マニラの人々と日本のパートナーシップのもとに、ひとりひとりが国際社会に貢献しながら生きることを体感するきっかけ作りをしている「NPOハロハロ」さんのご紹介です。
※NPOハロハロ:NPOハロハロはフィリピンとの国際協力NGOで、手工芸、少額資金融資、教育、環境、国際理解などの取り組みをされています。
活動のひとつとして、セブの女性グループMARS(マーズ)が1つずつ手作りしているアクセサリー作りがあります。
MARSは、セブの小さく貧しい漁村に生活する女性たちが、経済的・社会的自立のために立ち上がろうと作られたグループとのこと。
さらに、アクセサリー作りで得られた収入は、地域の青少年が行う子供たちの栄養食配給活動にも充てられています。
NPOハロハロの理事長、成瀬さん:「ハロハロのセブ現地協働団体NGO Tulay sa Kinabuhiは、MARSグループの運営サポートを始め、資金融資、教育、環境などさまざまな事業をしています。地域の青少年が能力を発揮して地域貢献していくことも推奨し、青少年グループが子ども(幼児〜小学生程度)を対象にしたサタデークラスを開いて、歌・ダンス・お話しのあとに栄養食配給を行っています。この青少年の取り組みをMARSもサポートしているのです。」
1Bracelet for 1Mealと名付けられたブレスレットは、1点売れると100円が、この栄養食配給に充てられているそうです。
MARSでアクセサリー作りをする女性たちの声をいただきました。
「アクセサリーづくりの知識を得て学べることがとても嬉しいです」
「MARSをもっともっといいグループにしていきたいです」
「難しいと思ったことも、続けることで、できるようになる楽しさを実感できています」
「もっとたくさんの注文を受けられるように挑戦を続けていきたいと思います」
「私たちにとっては「協力」が一番大切なキーワードです。
チームメンバー同士が会議に参加したりそれぞれが役割をもってグループに貢献していく協力体制を築いていくことが不可欠だと感じています。
さらに、パートナー団体や、お客様の協力なしには何もできません。」
日本から私たちがフィリピンの女性や子供たちと繋がり、応援できるアクセサリーや雑貨は、イベントやオンラインでも購入することができます。
ヒロットセラピースクールでもお取り扱いしています。
【執筆:山口 理津子】
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