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【タイ】軍政、一部地域で戒厳令解除の準備
配信日時:2014年11月11日 13時47分 [ ID:1180]

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10月3日来タイした木内外務副大臣(左)と会談するプラユット首相(右)。

 2014年11月10日、一部タイメディアによると、プラユット首相が、これ以上の観光への悪影響を避けるために一部において戒厳令の解除を検討していることを、ウィサヌ副首相が明らかにしたという。

 タイ観光業界は、クーデター後の9月に最大7%の落ち込みを記録した。その以前より政府へ戒厳令の解除を進言してきたが、9月頭の時点では却下された。

 しかし、タイ経済の10%を占める観光業は、これからのシーズンを迎えるにあたって、これ以上の落ち込みは死活問題として、政府には戒厳令解除を強く働きかけていた。

 ウィサヌ副首相によると、現在でもまだ戒厳令は必要であるとしながらも、一部観光地については別の法令で対処することによって、解除をする準備ができているという。

 現在の戒厳令下に於いては、5人以上の政治集会が禁止されているが、政府はこれを別の法令でカバーする考えのようだ。


【翻訳/編集:そむちゃい吉田】

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左から:タイ国際航空 中部地区旅客営業部長 平田勝則氏。タイ国政府観光庁 大阪事務所長 タナワディー スックサクンワット氏。愛知県 都市・交通局 港湾空港推進監 西村 薫氏。在名古屋タイ王国 名誉総領事 三輪 芳弘氏。タイ国際航空、日本地区統括 トリティ・サワディゴーン氏。中部国際空港 代表取締役社長 犬塚 力氏。日本旅行業協会 中部事務局長 星野 道佳氏。国土交通省大阪航空局中部空港事務所空港長 渡邉 智史氏。