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【タイ】東西経済回廊の開発に期待=ミャンマー・ラオス・ベトナムへの投資に注力
配信日時:2014年4月18日 14時00分 [ ID:364]
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2014年4月16日、タイの英字紙バンコクポストは、タイはベトナム・ラオス・ミャンマーをつなぐ東西経済回廊を有効活用できるよう国境を越えての輸送とインフラ整備への投資に関する協定にもっと積極的に取り組むべきだと指摘している。
2014年3月後半に実施されたアンケート調査によると、アジア開発銀行(ADB)、国際協力機構(JICA)、日本貿易振興機構(JETRO)、海外産業人材育成協会(HIDA)、タイ国家経済社会開発庁(以下、NESDB)は、タイはもっとベトナムとラオスの経済特区に投資したほうがいいと答えている。アンケート調査の結果は、安い労務費、魅力的な特典、長期の土地租借などの理由でベトナムとラオスの経済特区への投資が魅力的であることを示していた。
また、タイ政府がもっと、ベトナム・ラオス・中国南部につながるムクダハン、ナコンパトムのような国境地域での開発に注力すべきことも示唆しており、NESDBのアルコム事務局長は、タイは、投資へのインセンティブ、税制上の特権、ワンストップ・サービスのある経済特区に投資すべきだと語っている。
ラオスは東西経済回廊沿いに3つの経済特区(タケとサバンセノの2か所は国営。プーカオは私営)を設けており、貿易・サービス・ホテル・輸送・倉庫・教育・公衆衛生などへの投資が魅力的だ。
ベトナムはラオバオに経済特区を設け、観光業・自動車部品・農産業などを誘致している。
東西経済回廊は、ミャンマー・タイ・ラオス・ベトナムの開発と統合を促進する目的で大メコン圏の閣僚会議で1998年に発足した経済発展プログラムである。
東西経済回廊は2006年12月12日に開通。西はミャンマーのモーラミャイン港から出発し、タイのターク、スコータイ、ピサヌローク、ペチャブン、コンケーン、ガラシン、ムクダハン、ラオスのサワナケット、ベトナムのチュアントリ、トゥアティエン(フエ)を経て、東のダナンにつながっている。
【翻訳/編集:YK】
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